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夏の家族旅行☀2024〜三重県・福井県再訪〜①

今年は夏休みをお盆前の週に前倒ししました。昨年も夏は旅行したものの、お盆明けの週でした。例の感染症も完全終息こそしてませんが、お盆の週は人の流れもかなり活発化するだろう。お盆明けは何となく夏も終わりゆく感があるので、2019年以来の夏休み前倒しをしました。

お盆の週は普通👔に出勤します…。

今回の1番の目的地は伊勢神宮です。今年上半期に家族に不幸?不運?なことが重なったため、奥様が提案しました。

過去には1度だけ参ったことがあります。まだ息子が生まれる前、かれこれ20年以上前になります。その時は車無し公共交通機関による旅行。どうやって観光地を周遊したかも覚えてません。特急列車で辿り着いたことだけは覚えています。

伊勢神宮は外宮と内宮がありますが、当時は内宮にしか参っていません。片参りはあまり良くないと言われているようです。そして、当時の記憶はほとんど残っておらず、覚えているのは正宮が改修工事中で門の外からしかお参りできなかった…ということくらいです。

さて出発🚙です。近頃は何かと物価も高く息子も子供料金では無くなったため、旅行はほぼマイカーで行きます。東北、北海道、沖縄以外であれば全てマイカーで頑張っています。

目的地までの所要時間が無駄な気もしますが、休憩であちこち立ち寄るのも面白いです。

中国地方某所から伊勢神宮までGoogleMAPによりますと、約4時間半。休憩など考えると5時間くらい必要かも知れません。

前日まで仕事でしたのであまり無理もしたくない…ので、朝7時出発しました。

山陽自動車道〜兵庫県にある三木サービスエリアで朝食。ここには伊勢名物の赤福が置いてあります。こんな手前で購入できるのか…消費期限の短い赤福を頑張ってここまで搬入して販売しているようです。常時置いてあるのはここが最西端かも知れません。

〜新名神高速道路…順調に大阪あたりまでは行けましたが…名神高速に入ったあたりで渋滞してました…。🚙🚚🚙

旅行時、この付近はいつも交通量は多いものの、これほど渋滞しているのは初めて。事故渋滞でもなく自然渋滞のようです。

名神高速は京都まで渋滞しています。カーナビは京滋バイパスを選択してますが、こちらも渋滞しています。

ここまで少し頑張って、時間短縮していましたが、一気に40分くらい到着予定が加算されてしまいました。帰省ラッシュにはまだ早い時期でしょうが、大阪から脱出する車と、京都へ向かう車が入り乱れているようです。

渋滞を脱出し、新名神高速道路に入り三重県に向かいます。この道路は道幅が広く走りやすいので好きな道路です。何とかもう1度、時間の貯金を作りたいと、無理ない程度に頑張ります🚙💨

三重県に入り、伊勢自動車道を南下。同じ三重県でも伊勢神宮はかなり南にあり、自分の中では到着した感満載にも関わらず、更に70km南下します。

伊勢神宮は1つの神社ではなく、皇大神宮(内宮)と、豊受大神宮(外宮)を中心とした125社のお宮とお社の総称のことで、正式には「神宮」といいます。

伊勢神宮の中心は内宮と外宮で、日本人の総氏神である「天照大御神」を祀る皇大神宮を内宮と呼び、 天照大御神の食事を司り、衣食住など様々な産業の守り神である「豊受大明神」を祀る豊受大神宮を外宮と呼びます。

出典 伊勢志摩のまるごと観光ガイド

伊勢神宮外宮

朝7時に出発し、到着したのはお昼の12時過ぎ頃でした。まずは外宮から。外宮に立ち寄る人は内宮に比べるとそれほど多くは無いそうです。

私も以前にお参りした際は内宮のみでした。やはりおかげ横町など、観光に適しているのは内宮だからだと思います。しかし今回は?本気でお参りに来ていますので、正式な参拝方法と言われている外宮→内宮を守ってみます。

神宮の祭典は「外宮先祭」といって、まず外宮で祭儀が行われるならわしがあります。豊受大御神は天照大御神の御饌都神(食事を司る神)ですので、内宮の祭儀に先だって御饌都神にお食事を奉るのです。祭典の順序にならい、参拝も外宮から内宮の順にお参りするのがならわしです。

出典 伊勢神宮公式サイト

外宮と内宮は距離が離れた場所にありますが、先に外宮を参拝し、その後に内宮を参拝するのが古くからの習わしです。参拝の際は御正宮 → 別宮の順に回るのが正式な順序のため、外宮の御正宮 → 外宮の別宮 → 内宮の御正宮 → 内宮の別宮が正しい参拝ルートになります。

出典 伊勢志摩のまるごと観光ガイド

暑い夏です。駐車場で車から降りると非常に湿度が高く汗が止まりません。参拝客はそこそこです。次に参った内宮とは比べ物にならないほど人は少なく、比較的静かな参拝ができます。

写真には収めていませんが、火除橋という橋を渡ると、入口の鳥居があります。

伊勢神宮の参拝方法には色々な決まりや言い伝えがあるようです。奥様が行きの車中で色々調べたようです。しかし、頭には入っておらず、スマホで調べながらの参拝になります。

神域に入るときは外宮、内宮ともに橋を渡ります。

外宮の橋は火除橋、内宮の橋は宇治橋と言い、外宮の参道は左側通行、内宮の参道は右側通行という決まりがあるので注意してください。

どちらも橋の前に札がかかっているのでそれを見て確認しましょう。橋の真ん中は神様の通る道なので踏んではいけません。

出典 NAVITIME Travel 
入口の鳥居
手水舎

手水舎の水は綺麗に見えます。久しぶりに綺麗な水の手水舎を見た気がします。

古殿地

20年毎に正宮が建て替えられているようです。
そのための土地のようです。

正宮と同じ広さがあり、前回の遷宮まで御殿が立っていた場所。中央には「心御柱」を納めお守りするための覆屋があります。「心の御柱」は正殿中央の床下の柱で、古くから神聖なものとされ大切にされています。古殿地は次の遷宮まで静かにその時を待ちます。

出典 伊勢神宮公式サイト
正宮

鳥居の中での撮影はできません。

伊勢神宮ではもう一つ「紙幣禁断」という言葉があり、長い間、天皇陛下以外のお供えは許されていませんでした。

そのため現在も外宮・内宮ともに賽銭箱はありません。所々白い敷布の上にお賽銭が落ちているのを見かけますが、それはお金と地面とが接触して神域が穢れるのを防ぐための処置なんです。

また、御正宮は日々の感謝を伝えるところであり、願い事のためのお賽銭などは今もNGとされています。

個人的なお願いごとがしたい場合は「第一の別宮」に行くのが作法です。内宮の第一の別宮は「荒祭宮」、外宮の第一の別宮は「多賀宮」。どちらも御正宮から程近い場所にあるので、ぜひ訪れてみてください。

出典 NAVITIME Travel 

色々決まり事があるようで、少し気を遣います。

多賀宮

個人的なお願い事はここでする…とのことでしたのでこちらでしました。こちらも参拝する人はまばらで、少々複雑な参拝方法を理解している人は多くは無いのでは?と思います。

そして、伊勢神宮には「おみくじ」がありません。

伊勢神宮に参ること自体が吉日という考え。
またお参りに来た人々が公平であり、そして参拝は日々の感謝をすることである。
ということから伊勢神宮にはおみくじもありません。

出典 NAVITIME Travel 
三ツ石

20年に1度の式年遷宮の際には必ずここでお払いをするというパワースポットです。最初は気付かずに通過してしまうほど目立たないです。看板表示などもされておらず、囲いをされ、ひっそりと存在しています。

亀石

少し盛り上がった石が亀みたいなので、亀石と呼ばれているパワースポットです。ここも最初は気づかずに通過していました。

境内は基本的には平坦で、巨木が本当にたくさんある鎮守の森が広がっています。

御廐

皇室から献上された神馬がいる場所です。外宮と内宮に2頭ずつ飼育されているそうです。

猛暑もあってか、人はまばらで落ち着いた参拝ができました。

時間は午後2時過ぎ。60分あれば概ね回れる…とのことでしたが、暑さでのんびり歩いたり、パワースポットを探したり、御守り購入したり…と、2時間近くかかりました。

暑さで参っていますが、内宮に移動します。車では10分程度の場所になります。おかげ横町の店舗などがほとんど16時半には閉店するようですので、午後2時過ぎだと、何とか閉店前にはひと回りできそうな時間でした…🍀

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