見出し画像

日帰り香川県〜うどんと寺社〜後編

八栗寺を後にして、次の目的地に向かいます🚙
この日は、お昼前から雨☔予報でしたが、15時を過ぎても、まだ降らずにいてくれています。このような日に屋外に出掛けると、人が空いていて得した気分になれます。

次に向かったのは冠纓神社(かんえいじんじゃ)という場所です。もちろん全く聞いたこともない神社。奥さんが見つけたようです…。

〜冠纓神社〜

到着間際、遂に少し雨が落ちてきました。駐車場に車を駐めます。他には1台しか駐まっていません。結構、評判の良さそうな神社でしたので意外でしたが、普通の週末・真冬・雨予報…このあたりの影響で参拝者が少なかったのかも知れません。

敷地内の直近の駐車場に駐めると裏参道からお参りすることとなります。

小高い山を登る感じの表参道
神門

門をくぐり境内に足を踏み入れると、何というか…雰囲気がキラキラしています。お社が多数…開運グッズもあちらこちらに置かれております。

秋季例祭で披露される夫婦大獅子舞で使用される大獅子は県指定有形民俗文化財で、日本一の大きさともいわれる。讃岐国香東郡井原庄出生説もある安倍晴明が神主をしていたという伝承もある。境内には樹齢800年以上の楠を始め100種以上に及ぶ植物が群生しており、香川県自然記念物に指定されている。

861年(貞観3年)、讃岐巡礼中の円珍が井原庄に着いた時、鳩峰大自在王菩薩が現われて井原庄を鎮護すると云った。このため円珍はこの地の里人の力を借りて、宝蔵寺を建てた。1357年、細川頼之が厚く保護・尊崇し京都石清水八幡宮の冠纓を奉納した。このことから冠尾(かむりお、またはかむろ)八幡宮と呼ばれるようになり、後に冠纓神社となる。現在も地元の人は「かむろ」と呼んでいる。

出典 ウェキペディア
開運の桃

右へ3回お回し下さい…と。これが思ったより重く、雨で濡れていることもあり、なかなか回らない…。何とか回りましたが、おそらくコツのようなものがありそうです。

境内にある社やパワースポットが案内されてます。
あまりこういう神社は見たことがありません。
水神

眼の神様だそうです。

「蛇口の下に手をかざすと水が出ます」…これまた神社としては珍しい…。
関心してましたが、少し考えてみると、洗面台の自動水栓と同じだ…と思ってみたり。近頃、老眼がひどくなってきてますので、こちらにはしっかりお参りしておきました。

境内に設置してあるテント内におみくじなどが、ワゴンセールのように置いてあります。1つ100円~500円くらいしますが、無人なのでお金を賽銭箱に入れます。テント設置は正月明けの時期だったからなのかも知れません。

少しきらびやかな感じのあまり日ごろ見掛けないような境内ですが、御本殿をはじめとするお社は、どれも立派で年季の入った素晴らしいものだと、素人の私でもわかります。

御本殿

年季を感じる御本殿の奥に、一層明るく輝く神棚?があります。このコントラストがまた珍しかったです。

清澄の鐘

精神安定・学力向上だそうです。台に置いてあるトンカチで鐘をつきます。

安倍晴明神社

安倍晴明が讃岐の生まれとの説があることから、安倍晴明を祀った神社です。

龍王神社

縁結びのパワースポットだそうです。たくさんのお社がある冠纓神社ですが、1番のご利益は縁結びだそうです。

お社内はキラキラしています。

願い石叶い石

龍王神社の横にあります。立札の説明の最後に「願事は一つで」と書いてあるのが面白いです。この横には子宝・安産の石をいうのもあります。

厳島神社

御本殿の裏手に周ると、表とは打って変わり、雰囲気のある鎮守の森が広がっています。この厳島神社の御利益は風邪予防です。

白鳥神社

日本武尊をお祀りした神社。約800年前に東かがわ市の白鳥神社が火災にあったとき、冠纓神社に御幣飛んできたという言い伝えがあるそうです

忠魂社
かむたま龍樟樹

樹齢約800年の御神木です。

お社は年季を感じる素晴らしい建物ばかりですが、境内は非常に綺麗に手が加えられています。境内に踏み入れた時からこれまで訪れた神社と違うちょっとした違和感があります…。少し調べてみると…。

2006年、神社は神社本庁から離脱することを決定・公告した。しかし神社本庁離脱のための県への規則変更申請は認可されなかった。一方、宮司は2012年に死没した。その後、故宮司の長女の女性が宮司代行者への任命を具申したものの神社本庁から認められることなく、別の宮司が香川県神社庁によって決定された。2016年現在、神社は故宮司の妻が管理し、一方神社本庁によって決定された宮司は神社へまったく訪問しない状況となっている。

出典 ウェキペディア

なるほど…このような大人の事情から、一風変わった境内になっているのかもしれません。キッチリ丁寧な手入れ、管理がなされており、参拝者の評判も良さそうな神社です。神社のテーマパークなどとも言われたりしているようです…。

時間は午後4時を回りました。
帰り際に温泉に入り、もう1度讃岐うどん🍜を食べることにしました。

瀬戸大橋から近くにある、しおはまの湯四国健康村。正確には温泉ではなくスーパー銭湯のようです。私と息子は15分くらいで入浴を済ませましたが、奥さんは1時間以上入っておりました…。

ふと外を見ると、こがね製麺所宇多津店…という讃岐うどん屋さんが見えます。宇多津店ということはチェーン店でしょう。しかし、讃岐うどん初心者の私としては、チェーン店で十分なのです。そもそも夜でも開いているお店はチェーン店がほとんどです。個人営業店は14時頃にはほぼ閉店しています。

駐車場から見える仏像が、ゴールドタワーと重なり、何か悪戯をしようとしているように見えます…。

家族にうどん屋さんの話をし、OKとなりました。
歩いて行きます。

午後7時を回っています。8時には閉店になることもあり、お客さんもまばらです。お店の評価的には、讃岐うどん屋さんにしては普通です。讃岐うどん屋さんは評価が高いお店が多いです。安くて早くて美味い…食の3拍子が揃っているのが、讃岐うどんでしょう…。

釜玉の大 610円

大はうどん3玉です。大きな丼にうどんの海ができている感じです…店員さんに「多いけど良いですか?」と聞かれるくらい量が多いです。天かす、ネギ、薬味などは自由に入れ放題です。コシのある太めのエッジのきいたツルツルのうどん。それが3玉もこの値段で食べられるとは…。

香川県に住んでいたら、毎日うどん食べそうです…。今時、この値段で満腹になれる飲食店は、昔からやっている広島のお好み焼き屋さんと讃岐うどん屋さんくらいでしょう…。
後から調べてみると、四国にはかなり店舗数があり、本州にも出店されているようです。しかし値段はおそらく、香川県で食べる方が安いのだと思われます。

神社・うどん・お風呂。これで幸せな1日になりました。

寄島PAから見た瀬戸大橋

帰宅の途につきました🚙あぁ…橋を渡れば日常が戻ってくる感じです…。

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?