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ナスで水分補給!?【大阪府貝塚市】

今回は前回の鶴岡市からのしりとりで、大阪府貝塚市とその名物についてご紹介します。


貝塚市は大阪府の南側に位置する細長い街で、人口約80000人が暮らしています。

もともとは願泉寺の寺内町を中心として栄えてきました。
寺内町とは、浄土真宗の寺院や道場を中心として作られた町のことです。
今でも寺内町という地名は残っており、昔ながらの長屋はリノベーションされ飲食店などに再利用されています。

市内の観光スポットも水間寺や願泉寺など仏閣が多く、歴史好きな方や仏閣が好きな方にオススメです。

水間寺は建物自体も歴史的なのですが、周囲の景色は緑に囲まれ小川が流れ、日本庭園のように赤い橋が池に映し出されるなど、誰が見ても美しい景色が広がっています。


大阪湾に面している貝塚市には美しい砂浜もあり、付近にある二色の浜公園はお出かけやお散歩にも適したスポットです。

無料でバーベキューができたりスポーツもできるので、貝塚市民も市外から訪れた方も足を運ぶ場所になっています。


大阪湾に面している貝塚市は牡蠣の養殖も盛んに行われています。

貝塚市の牡蠣は、二色の浜から海に出た沖合いで養殖されています。
二色の浜沖産の牡蠣は大粒であることで知られており、焼き牡蠣にしたりアヒージョにしたりと様々な形で食べられます。

二色の浜公園に牡蠣小屋があり、バーベキューで楽しむこともできるほか、市内の居酒屋などでも牡蠣を食べることができます。

牡蠣と言えば広島が有名ですが、広島の牡蠣とはまた違った大阪湾の牡蠣。
そして同じ大阪でもタコ焼きや串カツとも違った貝塚市ならではのグルメとして、貝塚市の牡蠣はぜひとも食べてみていただきたいです。


もう一つ、貝塚市の名物なのが水ナスです。
貝塚市の水ナスは江戸時代の初期ごろから貝塚市周辺で栽培されてきました。

特徴としては、他のナスと比べて丸っこく、長さはあまりありません。

皮は薄く、中には他のナスよりも多くの水分が詰まっています。
中の水分量はなんと約90%
でも栄養価は保ったまま、カロリーは低いというダイエットや美容にも適した野菜です。

昔には農作業の合間に水分補給として水ナスを食べていたほど。
皮が薄いのでそのままでも食べやすかったのかもしれません。

そんな水ナスは浅漬けにするととても美味しく、また焼いたり揚げたりしても美味しいです。
旬は夏頃ですが、浅漬けは年中食べられています。



ここまで貝塚市とその名物についてご紹介してきましたが、まだまだ紹介しきれていない貝塚市の魅力はたくさんあります。

実は治安が良いことでも知られている貝塚市。
とても住みやすい街でもあります。

気になる方はもっと貝塚市について調べてみてください。


次回は貝塚市からのしりとりで、またまた「か」から始まる市とその名物についてご紹介します。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

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