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バッグ選び:世界一周旅行記 vol.6

世界一周航空券やシェンゲン協定など
様々なものに翻弄されて予定が狂っていったが
出発までの時間は迫ってくる。

そして、出発までにやらなければいけない
もう一つの事。

そう、荷造りだ。

短期間の旅行と違い、持ち物が多くなる。

訪れる国によって気候が異なるため洋服は増えるし
宿泊先にタオルやシーツがあるかも分からない。

日本食や非常食も持って行きたいし、
移動中の暇つぶし道具も必要だろう。

荷造りの際の忘れ物防止のためにもなるからと
持ち物リストを作成して、
既に用意できる物を広げてみたら
それだけでも膨大な量になった。

バックパックで世界一周しようと思っていたが、
持っていた35Lのリュックに詰めてみたものの、
洋服を入れたらすでに満杯。

頑張ってリストを削っていっても、
全く入る気がしない。

リュックを2つ持ちにして荷物を分けようと、
普段使っていたリュックを試しに前に背負ったが
お腹が押されて苦しい。

自分にはリュックを前後で背負う
サンドイッチタイプは難しいと感じ、
もっと大きいリュックを購入することにした。

その後、登山用品店に何度も足を運んだが
どれが良いのかよく分からない。

40Lだと今とあまり変わりないし、
かといって50Lや60Lだと大きすぎる気もするし、
メーカーはどこのが良いのか、
など考えているとキリが無かった。

悩んでいるうちに
もともとリュックを持っていなかった妻が
先にバッグを買っていた。

彼女が購入したのは60Lのスイッチバッグ。

スイッチバッグというのは
キャスター付きのバッグのことで
スーツケースのようだがリュックにもなり、
旅行中なるべく荷物を背負わなくて済むよう
これにしたのだ。

世界一周旅行はバックパック一択と考えていたが
キャリーケースとしても使えるスイッチバックに
徐々に心を惹かれるようになった。

こうして悩んだ末、自分も妻と同じ
スイッチバックを購入した。

家に帰って荷物を詰めてみると、
洋服や食品に加え、靴なども入ってしまう。

色々詰め込んだバッグは
背負う事ができないほど膨れ上がっていたが、
いざとなればどうにかなるだろうと思い、
これに20Lのサブバックも持っていくこととして、
バッグ選びは終了したのだった。

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