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ママ×社会福祉士|この仕事を続ける意味 vol.17

富山県内を中心に「ジブンらしく生きる」ことを大切にしている女性にお話を聞き、それを記事にして多くの方に見ていただくことで、「ジブンらしく生きるヒント」を多くの女性へ発信したり、誰かの「やりたい」気持ちを後押しできたら…という願いから、『この仕事を続ける意味』という記事をシリーズ化。

第17回目は、富山県内で社会福祉士として働くゆかりさん(仮称)にお話を伺いました。

【プロフィール】
ゆかりさん(37歳・仮称)
職業:障害者支援施設勤務 社会福祉士
家族構成:夫・長男13歳


◯何故その職業に就こうと思ったのですか

子どもと関わる仕事に就くのが小さいころからの夢で保育の専門学校に進学しました。そこで、児童福祉について学び、そこから福祉全般に興味を持ちました。
その後、知的障害児の施設に配属となり、その施設の子たちと接するうちに、その子たちのその後の人生を携わる役割を果たしたいと思い、現在は障害者支援施設で働いています。


◯子育てとその仕事の両立で「大変だ」と感じる事と、その乗り越え方について教えてください

入職3年目で出産し、1年間の育休後、職場に復帰しました。復帰後は、子供が急に体調を崩してしまい私が早退したり休んだりしなければならなかったのですが、その度に配慮してもらえたので、安心して仕事を続けることができました。周囲の方も「気にしないで」と快く送り出してくれ、本当にありがたかったです。
3交代で夜勤もあるので、息子が幼いときに、夕方に仕事に向かう自分を必死で「行かないでー」と止められたことがあります。寂しかったんでしょうね。そんな姿を見ながら仕事に向かうのは後ろ髪ひかれる思いでしたね。夜勤の時は義母がいつも息子の相手をしてくれました。感謝しています。
今は息子も大きくなり、仕事への理解もあるので笑顔で「行ってらっしゃい」と送り出してくれることも。成長を感じますね。

いまの職場は若い世代の女性職員が多いですが、皆さん育休後に復帰していますよ。いまは、私は子どもが大きいので、若いママの同僚が子どものためにシフトに困っていたら自分がしてもらっていたように代わってあげることもありますね。お互い様ですよね。


◯もう辞めたいと思ったことはありますか。その理由やエピソードをお聞かせください


利用者の思いがけない行動や言動で、辛くなるときがあります。
でも、自分との関わり合いで利用者の成長が目に見えるため、辞めたいと思ったことはないですね。
もし辞めるとしたら、自分の成長のためにやりたい事を見つけたときですね。


◯今もその仕事を続けている理由やこれからの夢について教えてください

入所者の笑顔が見られるときにやりがいを感じます。「頑張ろう」とさらに思う瞬間ですね。自分の仕事は入所者の方の生涯に携わることなので、一緒に楽しむことを大切に寄り添った支援をこれからも心掛けていきたいです。



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