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子どもを嘘つきに育てたのは大人

みなさんこんにちはエンピツです。

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今回の記事は、今このnoteを読んでいる指導者の方や、大人の方には少し申し訳ない内容になっているかもしれません。

まず、エンピツと初めましての方もいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介をしますね。
私は今までに10年以上のスポーツの指導に携わってきました。
小学生~高校生までの生徒にスポーツ指導をした経験の他、キャンプリーダーやボランティアを通して様々なシーンでの子ども達への関わりを活かして、自チームを設立。
その結果…
自チームを県大会優勝や全国大会へと導くことができました。

そして現在、会社員として働きながら、小学生から中学生までのチーム指導、社会人チーム2つの代表として奮闘中
そして今回、今までの経験をベースに、指導者として意識することを作りました。


そんな今回の記事のテーマは
「うそつきな子どもは大人がつくる」ということです。


この記事を読んでほしい方

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この記事は全ての大人・指導者に読んでほしいと思います。子どもを持つ親、指導者…全ての大人に最後まで読んでもらいたいです。



「うそつきな子どもは大人がつくる。」それってどういうこと?

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意味はそのままです。
子ども達は良くも悪くも近くにいる大人から言葉や行動、考え方も、影響をうけてます。もちろん、周囲の友達からも影響をうけますが、その友達も大人から影響を受けています。

なので、子ども達の成長には、身近な大人が大きく関わり、そして左右しているということです。

身近な大人が嘘をついたり、平気でルールを破ると、その価値観が子ども達に根付きます。そうすることで、ウソをつく子ども達ができてしまうのです。


そして、もう一つの理由は、大人の理不尽さにあります。

大人が思っている以上に子ども達は大人の顔色を見ています。その大人の理不尽さ・顔色が子ども達が嘘をつく原因になることがあります。


子どもが嘘をつくようになるのはなぜ?

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子どもが嘘をつくようになってしまう理由を2つあげます。

① 大人が嘘をつくから
エンピツも大人なのに、こんなことを言うのは変ですが、子ども達が嘘をつくのは身近にいる大人がうそをつくことが大きな理由の1つと言えますよね。
子ども達とした約束や、口だけの理不尽な言動…、そんな姿を子ども達に見られているにもかかわらず、子ども達には「ウソはついてはいけない。」だなんて、そんな言葉が子ども達の心に入るでしょうか?
普段から嘘をついている大人が「ウソをついてはいけない」といっている
ということ自体が大きなウソですから、信じるはずがありません。

② 正直に生きると損をするようになった。
よく、「正直にいいなさい。」と言って正直に言うとしかられる。ということがあります。子ども達からするとこれほど損したことはありませんよね。子ども達は子ども達ネットワークがありますから、他にもやった人いる。だから自分も正直に言って、あの人もやっていたよ、と伝えると「それは今関係ない。」と叱られる。「人のことはいい!」と叱られる。
一方で、だまっていたら叱られない。「ぼくやってない。」とうそをついたら叱られない。
正直な子どもが損をして、ウソをつく子が平気。という空気を知らず知らずのうちに作っていませんか?


この2つの理由が積み重なってしまうと、子ども達はうそをつき、正直に生きることをやめていまいます。だって正直に生きると損をしますからね。
でも、それを引き出している、そういう環境を作ってしまったのは大人です。


こんなことってありませんか?

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① 子ども達が悪さをした時に、「怒らないから正直に言いなさい。」と言って、結局しかったこと。

② 「〇〇ができたら、〇〇してあげる。」とニンジン作戦をしておいて、結局してあげなかったこと。

③ 「〇〇しないと、鬼がくるよ。」などのように、ウソのしつけをしたこと。


では次に子ども達が嘘をつく理由について考えましょう。

嘘をつくようになるきっかけは上で紹介しましたが、次は嘘をつく理由です。

その理由は大きく3つあると思います。
① かまってほしい
② ウソを気づいていない
③ 自分の身を守るため

「かまってほしい」や「ウソに気づいていない」は、特に幼い子に見られる傾向ですね。自分で話していることが想像なのかどうなのか区別がつかない年齢に見られることです。またかまってほしいも同様に、自分の思いをうまく表現できない時に、わざとウソをついたりしてしまうのです。

でも今回の記事のテーマに近いウソはこの2つではありません。最後の「自分の身を守るため」が今回の記事のテーマに近いものになります。


大人が植え付けてしまった「ウソ」は、自分の身を守り、責任転嫁させたり、正直に言えない心を育ててしまいます。

その心を育ててしまっていると感じたならば、今からでも気をつけましょう。



大人・指導者として直すべき所

子ども達に大人として見せていくべき所は、「誠実」です。

「大人だからOK」や「都合のいいウソ」を子ども達に見せてしまうと、子ども達が正直にいれなくなり、また正直にいることをやめてしまったり、いいことはありません。


また「理不尽」もやめましょう。子どもの中には「大人は勝手」と思っている子も少なくありません。「大人だから」と言うことは子どもの中では納得のいかないことです。

大人としていつも子ども達の「模範」となれるように意識しましょう。

まとめ

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子どもがウソをつくのは成長過程の1つという考え方もあります。

だからといって放置しておくと、子ども達はウソをつくことが当たり前になり、人を傷つけるウソをついてしまうこともあります。


ですので、大人として子どものお手本・模範となれるように意識し、子ども達に対しても誠実に、子ども達が嘘をつく子どもにならないように、向き合った指導・育児をしていきたいですよね。

子ども達の将来をつくるのは子ども達自身ですが、
その考え方や価値観をつけるは大人です。

これからはもう少し考えていきましょうね。

大人が変われば子どもが変わる。

子どもが変われば未来が変わります。


子ども達の未来のために僕たち大人が変わりませんか?

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