国防はさらに強化 対米交渉の余地あり 党大会2日目・3日目
党大会2日目と3日目は国防と外交
党大会での金正恩委員長(提供「コリアメディア」)
5日から始まった第8回党大会の2日目と3日目は、「党中央委員会事業総括報告」が行われ、軍事や外交について言及があった。
北朝鮮の国営メディアが報じた内容を抜粋してお伝えする。
2日目は国防について。
「国の防衛力をより高いレベルに強化することで、国と人民の安全と社会主義建設の平和的環境を確実に守る」
国の科学技術の発展を促進させるための重要な課題を具体的に示したという。
核やミサイルについても言及したと思われるが、報告はない。
3日目は外交について。
「造成された情勢と変遷した時代の要請に合わせて対南問題(南北問題)を考察」
「対外関係を全面的に拡大発展させるための党の全体的方向性と政治的立場」を明らかにしたと報じる。
20日に就任予定のバイデン米新大統領を念頭に置き、対米交渉の余地があることを示唆したものと考えられる。
バイデン氏が大統領就任後、北朝鮮がどのようなメッセージを発するか注目される。
さらに詳しくは下記KWTでお伝えしています。
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