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韓国映画「モガディシュ」を見て #映画感想文


#映画感想文

7月1日から「モガディシュ 脱出までの14日間」が公開されます!
韓国滞在時にも一度見たことがありましたし、また先日駐名古屋韓国領事館さんで開かれた「AKK20(愛知韓国滞在者の集い)」でも上映会があり、二度鑑賞した感想を書いてみます📽

「モガディシュ 脱出までの14日間」あらすじ
1991年、ソマリアの内戦が激化し、反乱軍が首都のモガディシュを制圧、空港は封鎖され通信網が断たれる中、命の危険にさらされた外国人たちは、生死をかけて脱出しようとした。2021年にアフガニスタン政府が崩壊し、タリバンが政権復活を果たした時や、まさに今年のウクライナの緊張状態と同様の状況だ。つまり、いつどこで、誰に起こってもおかしくないことなのだ。
だが、その中に〈脱出劇の真実〉を公には語れなかった人々がいた。ソマリアに駐在していた韓国大使とその家族たちだ。いったいどんな運命のいたずらか、激しく敵対していた北朝鮮の大使たちと、脱出への死闘を共にすることになったのだ。近年になってようやく事件の顛末が公表され、知られざる事実への丹念なリサーチが行われ、映画化が実現した。
完成した作品が2021年7月に韓国で公開されると、コロナ禍にもかかわらず観客が押し寄せ、最終的には興行収入30億円を突破、2021年度の韓国映画No.1大ヒットとなった。さらに、メディアや評論家からも高く評価され、韓国の栄えある映画賞を次々と受賞、第94回アカデミー賞・国際長編映画賞部門の韓国代表作品にも選ばれた。今、世界で最も勢いのある韓国映画、その中でも最大の話題作が、ついに日本にも衝撃と感動を巻き起こす。

映画公式サイトより https://mogadishu-movie.com


映画を見た感想は、まず、臨場感がスゴイ!!
モロッコで撮影されているのですが、本当に紛争真っ只中というのが、ヒシヒシと伝わってくるセットと俳優さんたちの迫真の演技が、自分も一緒に現場にいるような気分にさせてくれます!

撮影した人に偶然話を聞いたことがあるのですが、とにかく車の準備が大変だったそうです;;
映画を見てもらうとその意味が分かると・・・!

こちらの映画は韓国でも評価が高く、2022年の春ごろにもリピート上映していました🙌

俳優さんたちも名演技で、韓国と北朝鮮という対立した2つの国の大使館関係者たちが、お互いの国同士の関係を鑑みながら、生き延びることにひたすらになる姿が印象的でした。
主演のキム・ユンソクさんは、もう本当に90年代に働いている人にしか見えない!
よく自分で公務員だから〜と言っているシーンがありましたが、本当に雇われて働いているくたびれ感が素晴らしかったです🥺
チョ・インソンさんもちょっと生意気な官僚感が出ていました。
北の大使として出てくるホ・ジュノさんは、もう圧倒的安心感がありました!どう見ても、大使っぽい!どっしりした大人!(意味不明)
この映画で、ク・ギョファンさんという俳優さんを初めて知りましたが、北の訛りも素晴らしかったですし、本当に魅力的な俳優さんだなと感じました。
この映画を見ていたから、Netflixドラマの「D.P.」も見たのですが、作品によって全然違う雰囲気を出していて、感動しました😂


⚡️ちょっとネタバレ要素がありますが…
話の中に日本が出てこないので、なんでかなと思ったら、1990年当時、日本とソマリアは国交が無かったそうです!
納得…
大学で国際関係の勉強をしていたので、こういった話に興味があるのですが、自分の国から離れた国に金銭的支援したり、物的支援をするのは、国際社会で国の存在感を表すためということがほとんどです。
映画を見ていてそれをよく感じました。


グダグダですが、私としては2021年に韓国で見た映画の中で、一番面白かった映画です!
一度観てみても損はないと思います^^
(ちなみに上映時期を逃しても、Netflixで見れます…!韓国のNetflixだけかな??)



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