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#014 [日本語教師デビュー勝手に分析] 子育て&大学事務員から24年4月デビュー👩‍🏫 谷本さんの場合

谷本さん(仮名•20代後半女性)は日本語教師養成講座修了後、24年4月に日本語学校で専任教師デビューした。

22年10月に養成講座に入学、理論と演習•実習の授業をこなし23年10月の日本語教育能力検定試験にも1発合格。
養成講座修了後すぐに告示校の専任教師に。

谷本さんはどのように勉強し、デビューを果たしたのだろうか?

オーストラリアでのワーホリ経験

オーストラリア滞在中に日本語を勉強している現地の人から日本語についての質問を多数受ける事があり、日本語教師に興味を持つ。
大学生の頃から将来は海外で働くことに憧れがあり、日本語教師として海外で働くことを目指して養成講座を探す。

子育てと仕事をこなしながら座学受講

私立大学の事務員として働きながら受講を開始。
座学では母語である日本語を外国人に教える時に使う日本語教育ならではの用語に戸惑いながらも、楽しく勉強できた。
特に文法分析の科目では、無意識に話している母語である日本語の構造を初めて深く考え、新たな発見が得られて楽しかったと語る。
1番苦労したのが音声 。
初めて目にする調音点や調音法の具体的な用語、IPAの記憶にはかなり苦労したようだ。
子育てと仕事と座学受講は体力的にかなりキツかった。
「夜の授業中に何度か寝ちゃってゴメンね」と講座修了間近に言われた。

日本語教育能力検定試験を受ける

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