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社会人のマナーは資産管理である

こんにちは。スラット是永です。普段は高円寺の古着屋Slatで商品の仕入れを担当しております。


はじめに

職場でのマナーの重要性については、新旧の社員を問わず、しばしば議論が交わされます 。

・挨拶をきちんとする
・敬語、正しい言葉遣いをする
・飲み会の席で上司のグラスを気にする
etc..

特に新入社員は、先輩からのマナーや言葉遣いについての指導に戸惑うこともあるでしょう。

・正しい言葉遣いって必要なの?
・なんで時間を守らなきゃいけないの?
・は?誠意ってなに?

3つのポイント

❶ マナー自体に意味はない

❷ 守る姿勢を見せることが重要

❸ 信頼は人生の選択肢を増やす

マナーの真の価値

マナーを守ることの表面的な意味は、すぐには見えにくいかもしれません。いや、むしろ無いと言っても良いと思います。

売上目標の達成や顧客数の増加に直結するわけではありません。むしろマナーなんかほっといて、さっさと仕事を進めた方が無駄なく結果が出せるのでは…??

確かにその一面もあります。

しかし、マナーを守ることは、信頼関係を築くための労力の「投資」と言えるのです。

信頼とは何か

しん‐らい【信頼】
信じてたよること。「同僚を―する」「―に応える」「全幅の―を置く」

広辞苑より

つまり「この人であれば重要な事をを任せても良いだろう」という感覚。

信頼は、貯金や知名度のような個人の資産です。この資産を増やすことは、長期的なキャリア形成において非常に価値があります。

重要な仕事を任せてもらえたり、自分の好きな仕事を選びとる選択肢が増えたりします。信頼と責任と人生の選択肢には深い関係があります。

人間は社会的な動物です。自分以外の人間と関わらざるを得ません。協力し、共存する事を運命付けられています。

特に、会社という組織では、権限を持った上司や他のメンバーと同じ目標を目指します。そう言った人間関係のネットワークを駆使して、結果を出さなければいけない。

その上で信頼というのはとても重要な資産です。

信頼を得るという事は、自分の人生の選択肢を広げる事に直結します。

なぜ、マナーを守る事が信頼獲得につながるか?

冒頭でも述べた通り、マナー自体には意味がない(と私は考えます)。

しかし、皆が決めたルールを忠実に守るという姿勢は、相手に誠実なキャラクターだという印象を与えます。

極端に言い換えれば、ルールは別になんだっていい。
「一緒にお尻を叩く(※)」でも良い。

重要なのは、

・社会一般の皆の合意を得たルールである事
・そのルールを徹底する事


この2つが重要なのです。

※ルールは所属する社会によってかわる
お辞儀は日本特有なものですし
中国では接待でご飯を残す事を良い事とします

信頼の増やし方

マナーの目的が信頼を蓄積するためであれば、視野を広げれば様々な事が信頼の獲得に関係している事がわかります。マナー以外にも…

・納期を守る
・遅刻をしない
・職場の備品を大切にする
・間違えたときは素直に謝る…etc..

これらの行動も、信頼度を増やすための有効な手段です。

新入社員へのアドバイス

新入社員が先輩からマナーやルールを教えられたとき、「これは信頼という資産を蓄積するための方法だ」と理解してもらうことが重要です。

マナーだから、人として当たり前だから。
この手の説明にはある種の強制力はあっても、納得できない人もいるでしょう。

しかし、「信頼を積むための行為」と解像度を上げて理解すれば、マナーに対するモチベーションも湧いてくるのではないでしょうか?

まとめ

社会人として成功するためには、マナーを守ることが有効です。これは単なる形式ではなく、信頼という資産を増やすという、投資行動なのです。みなさんも日々の行動で、この重要な資産を少しずつ増やしていきましょう。

この記事を通じて、マナーが個人の成長や職場の調和にとってなぜ重要なのか、そしてそれをいかに実践していくべきかの理解が深まれば幸いです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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