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Twenty first century 色々あるけどまだこの世界を憎めない。

松田天馬選手のゴールが決まった瞬間、部屋で「よっしゃー!」と叫んでガッツポーズをしました。アディショナルタイムに森重選手に見事なゴールを決められた瞬間「悔しいけど今のすげーな!」と、自然と声に出していました。そして、改めて私はサッカーが、湘南ベルマーレというクラブが大好きなのだなと。

8月に報道された件を知ったのは、DaizyStripperの渋谷REXとA9の日比谷野外音楽堂をツーデイズするという無茶をかまして、ゴールデンボンバーの「首が痛い」の歌詞全文を全身で感じているような状態のときでした。朝起きたら明らかにTwitterのTLが異様な空気に包まれていて、これはいったい何事だと。とはいえ静観するしかないというか、Jリーグの調査が終わるまで、クラブが結論を出すまでは何も言えないし言うわけにいかないという判断だけはついたので、とりあえずいろいろ落ち着くまで合法的に電波を遮断したいという名目で、KAMIJOさんのライブに当日券で参戦してきたという。相当混乱していたんでしょうね、珍しくローズライトを忘れずに持って行ったのに、持って行ったことを忘れてロッカーにつっこんでしまったぐらいですから。しかし四日間でライブ三本は体のリカバリーがバンギャルの味方キレートレモンでも間に合わないものなのだなと。当たり前だよ!

私の通常営業はともかく。調査結果も結論も出ないまま、時間だけがどんどん過ぎていって。どだい決着は当事者同士でしかつけられないので、クラブとしての結論だけでも早めに提示してもらえないだろうかとは思ったけれど、クラブも現状での最善の選択はどれかというのを必死に考えているのが伝わってきたので、せかすわけにも、かといって不安を口に出すわけにもいかず。そんな先の見えない宙ぶらりんの状態が一か月以上続けば、それはもう心が迷子になってくるわけで。そんなとき、お世話になっている人に「早く普通にベルマーレを応援できる日が来るといいね」という言葉をかけてもらったことが本当に救いだったというか、ステージの上だけに集中できない現場の地獄を身をもって知っているバンギャルの業をまざまざと見せつけられたというか。むしろ後者と言えるぐらいには、今のクラブは必死に未来のために「今」を戦っているということなのでしょう。

本当は味スタアウェイに行きたかったのですが、時間の都合がつかず、家でDAZNの中継を見ていました。試合そのものも白熱した素晴らしいものでしたが、とにかく目の前のワンプレーワンプレーに一喜一憂できたのが久しぶりで、そうだよこの感覚だよと。先制している、リードしているのが久しぶりすぎて落ち着かないとか、あまりにも落ち着かなくて試合見ながらRoyzの曲を片っ端から聴いていたとか、なんかもういろいろと「こういう感覚」だったなあと。いろいろ思うところはありますが、今の自分にできることは、今回起こったようなことを「同じことを人に絶対しない」「なかったことにしない」「美談にしない」を自分の人生にきちんと反映させることしかないので。そういえば子供の頃「君たちは反省だけなら猿でもできるって言うけれど、人間なら反省したうえできちんと学習しないとだめですよ」と塾の先生に言われたなあ。

今回の記事のタイトルはRoyzのこの曲の歌詞から取りました。「No Fate」や「ANTITHESIS」から持ってこようかなとも思ったんですが、ワンフレーズとなると「Supernova」のこれかなあと。V系つながりで言うと、ちょうどDaizyStripperのライブの日にフロンターレのルヴァン杯優勝報告会の会場の横を通ったり、横浜FCが昇格を決めた三ツ沢から帰る人たちと同じ電車に乗ったりというめぐりあわせがありまして。その時思ったんです「やっぱりああいう光景を『ベルマーレで』見たいな」と。その思いがある限り、私はベルマーレのサポーターでい続けるんだろうな。私もここ数年、いろいろ環境の変化や体調の波が激しいので、いつまた何があるのかちょっと予想がつかないのですが、その時できるベストな形でクラブのサポートができたら、クラブを愛する人の笑顔に貢献出来たら、これほどうれしいことはないのです。

そして究極の余談として、いろいろとベルマーレの名前を出しにくい時期にDaizyStripperさん方面から体感で永木八人分の天然の供給があったということだけは追記しておきますね。もうこれについて語りだすと、今回の本題を大きくそれるどころか、この倍以上の文章量になりかねないので・・・天然は世界を救う、わりと本気で。

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