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隠すことに必死な日々を送ってた学生時代


こんにちは、コッペパン(annko_butter)です。


タイトルにもあるように、学生時代色んなことを隠して生活をしていたんですけど、誰にも言えなかった隠し事なかったですか?


わたしは、中学2年生くらいからよく他の人と何か違うのかもしれない…って思うことが多々あって、例えば、「あれ?…わたしだけお父さんがいない…?」とか「女友達みんな毛が薄い!」とか「女の子が可愛い…」とかもうホントに毎日人との違いが、煩いくらい目に入ってきて、大変だったけどそんな中でも一番悩まされたのは、やっぱり自分の性?というか恋愛について。

当時は、中学2年生の感情だし思考だから、ぶっちゃけ深いこと考えてなかったと思うけど、メンズに心揺れることなんて一度も無かったし、カッコいい!って思ったことも無かった。寧ろ、女の子可愛い、尊い、抱きしめたい〜とか思ってたから、イコール女の子が好きなんだわたし…

って、え?ヤバい嘘でしょ?え?女の人は男の人好きになって、男の人は女の人を好きになるのが普通じゃないの?アレ?違う違うそんなわけない、いや、確かに五組のAちゃんは可愛いけどそいうんじゃない!はず…

って、誰かに相談するわけでもなく、もう一人の自分といつも休み時間言い合いをしていました。(笑)

誰かに話せたらスッキリ出来るんだろうなあとか思ったけど、女子が大好きな恋バナは、だれだれ君カッコいい!とかだれだれ君好き!とかそうゆうのでいっぱいで、

何より小学校からの幼なじみとかクラスメイトの仲良しちゃん達は、彼氏が居たり、彼氏と別れて失恋中だったりで、自分でも整理できない好きな人が女の子だった問題、そんな話、到底出来るはずもなく月日が経って、高校に進学。

大した恋愛もせず、五組のAちゃんが可愛いという想いだけ残して新たな生活がスタート。

正直勉強どころじゃなかった。

結局わたしは、何が好きなんだ?誰が好きなんだ?女の人か?男の人か?ムムッ?って半年間高校生活を無駄にして考えてたら、遂に一目惚れをした。

勿論、相変わらず誰にも話せず、幼なじみにも言えず、やっと馴染んできたクラスの仲良しちゃんにも言えず、モヤモヤし続けたまま「女の人」に一目惚れをしました。

たまたま、仮入部しに行った部活の先輩を見た瞬間、ブワッッって風が吹いて(笑)、ほんとにドラマの見過ぎなんですけど、マジで秋のめちゃくちゃエモい風が一瞬吹いたんです。

すぐわかりました、「これ、一目惚れってヤツだ」ってね。

それから入部決めて、毎日部活という名の、先輩拝みに日々励みました。(真面目に部活してました)

初めて「好き」を知った日から、自分の感情が爆発するように猛アピールしてみたりして…。勿論、女同士で付き合う概念なんぞ全く無い、バリバリ元カレ引きずってる先輩でしたけど(笑)

何回も告白して、振られて、振られまくっての繰り返しを続け、まもなく一年が過ぎようとしたある日、最後と決めて告白したら、「返事は大会でウチら優勝できたらね」っていう最高な返事、頂きました。

別にOK貰えたわけじゃないんだけど、女同士の恋愛に抵抗が無いはずない先輩が自分のこと少しでも考えてくれたってだけで、なんだか物凄く愛おしくて堪らなくて、帰りの道中、どしゃぶり雨の中チャリこぎながら、思いっきりガッツポーズしてました。(笑)

そんで大会本番、よくあるスポ根アニメみたいに、めちゃくちゃ気合入れまくってて、一人で空回っちゃったりもしたけど、弱小チームだった我が校は、小さな奇跡が度重なり、なんと優勝!

勝てるはずない相手にどんどん勝ちまくって、しかも夢のまた夢の優勝までしちゃって、今でもあれは夢だったのか?って思うくらいだけど、それよりも先輩のあの一言が頭の中いっぱいで軽くパニックになって。

大会後、余韻に浸りながら、先輩に「優勝出来ましたね、次の試合も一緒に頑張りましょう!」とか、フッツーの言葉掛けてしまって、試合よりガチガチに緊張して、大事な返事聞きそびれて後でメールで返事聞いちゃいました(笑)

結論、返事はOKで、念願の一目惚れした先輩と、他とは少し違う特殊なスクールラブをすることに。めちゃくちゃ嬉しかったし、当時の自分、マリオでいうスター状態ってくらいキラキラしてたと思う(笑)

信じられないくらい幸せな高校生活を過ごしてたけど、周りはやっぱり中学でもそうだったけど高校でも女の子と男の子のカップルしかいなくて、友達も彼氏が居て、当たり前のように恋バナは男女のストーリーばっか。

絶対に話せなかった。

仲良し五人グループの一人が、「レズとかないわぁ」って言ってたのをなんかの拍子で聞いた時から、絶対に隠さなきゃって、バレたら終わりだって必死だった。

だから、皆がする恋バナは上手いこと合わせて、ウンウン頷くばかりで、あくまでも恋愛なんぞしてない!フリーのぼっちだ!オーラをプンプンに出しながら教室では過ごしていました。

初めての恋愛、わたしだって自分のこと話したかった。先輩とのことめちゃくちゃ話したかった。みんなとキャーキャーして恋バナで盛り上がりたかったけど、全部閉じ込めてそのまま誰にも明かさないまま。

別れるその日まで、わたしと先輩の二人だけの青春をひっそりと満喫して終わり。


正直、学生生活って青春をいかにするかだとわたしは思ってる。勉強なんてこんなん大人になった今、使わないじゃん!っていうのばっかだし、テストの点で就職先決まるわけでもないし、楽しんだもん勝ちじゃないかな?と今では思っています。

今でも、当時仲良くしていた友人には、自分が同性愛者で、あの時めちゃくちゃ恋愛してたって話出来てないけど、当時は隠すことがしんどかったし、堂々と言えない恋愛をしてたことが辛かったけど、一つや二つ言わなくても十分謳歌出来ると思ったし、今ではこうして誰かに向けて、もう過去になってしまったけど話せる日が来るから、

言いたくないこと、言えないことは今すぐ無理して言わなくてもいいと思います。

だから、隠すことに必死な人はそんなに必死にならないで、今を思いっきり楽しんでみて下さい。生きづらいかもしれないけど、いつか笑える日が来る!


というわけで、私のめちゃくちゃしんどかったけど楽しかった青春時代の話でしたが、学生時代恋バナが出来なかった分話せてスッキリー!みたいなところある(笑)けど、これが誰かの心の蟠りをほぐせればいいなぁと思っています!


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。次回もお楽しみに。

#学生時代 #恋バナ #恋愛 #同性 #セクシャルマイノリティ

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