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ザ・プレイリスト#2 保守おじさんより早く敏腕弁護士ペトラ回の話がしたい!

おおエク!ママを愛しているエク!
ママを喜ばせたい。広告業界で稼いだ給料で、ITテクノロジーを搭載したトースターなど、最先端ガジェットをプレゼントするも、「今のでじゅうぶんなのよ」と言われ部屋の片隅に置かれた。そこは、エクのプレゼントコーナーとでもいうべき一角で、歴々の贈り物が未開封のまま沈黙している。しょんぼりするエク・・

父親の話題になると不機嫌になるエク!

ああエク!ママの住まいは団地。おそらく格差社会のなか大学に行けず、これは本人のコミュニケーション能力の問題もあるかもしれないが、Googleから4大卒が条件だから不採用と言われるエク!

気晴らしに違法の無料ダウンロードサイト、パイレート・ベイを大音量で鳴らし憂さを晴らすエク!

ソニー・スウェーデンのCIOスンディンから「テック界のギーク!」と激しく罵倒されるエク!

そんなエクは、
#1以降、ただのイヤなやつに変貌してしまう。よくある、誇大妄想と問題のあるパーソナリティのそれに・・

#2 業界知識
スンディン回。
自分たちが開拓した、あるいは慣れ親しんだビジネススキームに固執する人たちはどの業界にも居座っていて、かわいそうに、スンディンは過剰な程そのエッセンスを押し付けられている。
いわゆる「保守おじさん」。
もうそれだけで、賢明なる読者諸君は「いるわー、うぜー邪魔」とゲロるだろう。
という、急に読み手に語り掛ける演出が、このドラマに使われている。不思議演出。

オープニング、スンディンのカーラジオから流れるのは、ヴェロニカ・マッジオ「Madagsbarn」だ。当時のヒット曲だろう。スウェーデンのシンガーではあるが、ソニーではなくユニバーサル。
自宅のカビくさい年代物のジュークボックスでは70年代ファンク・クラシック、I Gotcha / Joe Texが流れ「こ、これは、Spotifyは現代のジュークボックスだっ!」とベタにも程がある演出。

Shazamって便利。

と、#2は特に言うこともなく。
はやく#3 敏腕弁護士ペトラ回に触れたい。

そういえば違法ダウンロードサイト、パイレーツ・ベイは、映画「パイレーツ・ロック」(2009)を気取ったのだろうか。しかしザ・プレイリストの舞台は2004年。
パイレーツ・ロックは史実を基にしているようなのでなくもない。


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