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宮崎で「アレッポ最後の男たち」上映会を開催します!

いよいよ明日、はじめての上映会!

宮崎県延岡市で「宮崎ソーシャルシネマプロジェクト」のイベントとして、上映会を9月17日(土)に開催します。
作品は「アレッポ 最後の男」。あまり知られてないけど、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門でノミネートされたり、世界中で23の映画賞を受けています。

上映会は全部で3回行うのですが、この映画を選んだ理由は、「8月は終戦記念日だし、ロシアとウクライナのことも気になるし」と、今から思えばめちゃくちゃ軽い気持ちで戦争をテーマにしたこの映画を選びました。

で、上映会に先立って家で映画を視聴して、本当に衝撃を受けました。

空爆、内戦って言葉は何回もニュースで聞いたり新聞やネットニュースで見て、「ひどいことだな」「大変だな」「はやく平和になったらいいのにな」って思ってました。でも、ドキュメンタリー映像で見て、想像を絶する光景にただただ辛くて苦しくて、見始めた瞬間から「早く終わってくれないかな」と思うくらいしんどかったです。

「アレッポ最後の男たち」とは?

これはシリアの第二の都市アレッポを舞台にした、ホワイト・ヘルメットと呼ばれる、民間の救助隊員を扱ったドキュメンタリー映画です。

アラブの春の流れを受け、40年以上続くアサド独裁政権から脱するために反政府軍が隆起したものの、様々な国や組織が関わり、大国の代理戦争の様相を呈して泥沼化した内戦。ロシア軍の街への空爆をぬって行われる救助活動。死亡した人を数えてボディバッグに入れようとした救助隊を狙う爆撃。怒りと悲しみと恐怖が分刻みで襲ってくる日常。。

104分の映像を見終わって、しばらくショックで呆然として、そして思ったことは「見てよかったな」「この映画を選んでよかったな」「一人でもたくさんの人に見てもらいたいな」でした。

映画配給会社のユナイテッドピープル

この映画を配給しているユナイテッドピープルさんは「人生の方向を1度変える映画」を配給されていると思ってて、その時大きく変わるわけじゃないけど、5年後10年後に振り返ってみたら、映画を見たことで、大なり小なりの選択が変わってたなと言うことです。

何本か見たけれど、どれも価値観を大きく揺さぶる作品ばっかりでした。アレッポは特にそう。

これからも空爆や内戦という言葉をニュースで聞いて、「ひどいことだな」「大変だな」「はやく平和になったらいいのにな」って変わらず思うと思うけど、そこに映像や想像が重なるし、そうならないためにどうしたら良いのか、考えたり友達と話し合ったり寄付したりと、なにか変わっていく予感がしています。そしてそういう人が一人ひとりと増えていくことが一番大切なんじゃないかなあと思います。

そんな上映会、明日9月17日(土)の14時から、JR延岡駅前のwaiwaiプレイラボにて開催します。

ハンカチ持って、ご家族やご友人を誘って見にいらして下さい!

お席があいていたら当日飛び込みもOKですが、できるだけこちらからお申し込み下さい!

◎イベントページ

◎アレッポ最後の男

宮崎ソーシャルシネマプロジェクトとは

宮崎県北で、社会的課題を取り扱った映画を上映し、市民で語り合うことで新たな学びや交流の場をつくろうと集まったメンバーにより構成されています。


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