花に興味無かった私が妻の個展で花を生ける訳
お花を見て機嫌が悪くなる女性はいないと思います。嫌われないようにすれば、好かれる確率が高くなります。
ジュエリーデザイナーである妻の個展でお花を飾るために、少なくとも個展の目的とブランドのコンセプトを理解する必要があります。お花を選び、花器を選び、実際お花を生けることを通して「愛」が深まるというのが私なりの解釈です。
30歳過ぎるまで表参道へ行ったことも、ファッション雑誌を買ったことも無かった私ですが、今回はいろいろ考えてみました。
春ということで、淡い色合いのチューリップ、アルストロメリアといった柔らかい印象の花を選びました。
花器を選ぶ時も、展示会の広さや色を考慮して選びました。私は和風が好きですが、今回のクライアント(妻)からNG出されたので、洋風のものを選びました。
お花を飾るとき、良い形だと思っても妻が賛成してくれなかったり、ミリ単位で修正求められたり、いろいろ摩擦が起きますが、それはそれで妻の「判断軸」を再発見し、それを取り込んで私のDBをアップデートできます。
夫婦と言えども他人なので、完璧に理解しあえないものですが、それを受け止めて、改めてその「存在」を見たときに、すごく愛しく感じるではないかなと思います。すべてにおいて行動・対話の中で理解が深まっていきます。
誕生日に素敵なプレゼントを送ってもいいし、感謝の気持ちを込めて美味しいディナーに誘っても良いと思います。さまざまな伝え方がある中、花を生けることは私なりの妻への愛の表現方法の1つだと思っています。みんなはどんな表現をしているのかな。
展示会中はそんなことをなかなか言えませんので、ブログに書いてみました(笑)
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