ニンジャスレイヤーRPGより『フェイク・ニュース・アンド・フィード・ガーズ』編集後記
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◆編集後記◆
#1の冒頭で述べた通り 、本シナリオを作成するにおいては、古矢沢=サン作「リムジン護衛任務(仮題)」をお借りし、ストーリーの再構成や敵役:アーバンホエールの能力調整を行った。
改めて原作者の方に御礼を申し上げる。
さて、今回のリプレイについて。
経済活動を中心とし、野心に溢れ、サツバツとした雰囲気の多い第一部ソウカイヤだが、今回集まった若き3ニンジャは非常に息の合った連携と絆を見せた。
邪悪さが無く、未熟ながらもフレッシュなニンジャのチーム…NMは思った。「まるでザイバツの若き3ニンジャだ!」と。
内心では利己的な考えを持ちつつも、調和を良しとするクイックシューター。
全体を良くまとめ上げ、警戒を怠らないリーダー格、キルソード。
そして無口で強さ以外に興味が無いものの、強さを認めた仲間のことは常に想っているエッジメモリー。
ソウカイヤのシナリオでも、RP次第ではこのような若々しさに溢れたストーリーと出会うこともあるのだと、ある種の驚きと嬉しさを感じながら、NMをプレイすることができた。
別のTRPGではGMを経験していたもののニンジャでは当然初めてのNMであった。セッションは本当に楽しくプレイすることができた。PLのお三方には円滑な進行に協力していただき、心より感謝を申し上げる。
プレイ時間は3時間30分。テキストセッションであればそれなりに短くなった方だろう。
プレイ中、NMの失敗には注釈をつけたが、やはり戦闘中のミスはいくつも目立つ。ルールの記憶を更に進めていきたい。
今回は特に戦闘がドラマチックになった点が高い評価を得た。
アーバンホエールは、プラグイン:リボルバー・アンド・ヌンチャクにある『LAN直結型ハンドガン』の性能と、シナリオ原作を突き合せた際、「そういえば論理トリガー銃でピストルカラテをするニンジャって見たことないな」という点から発想を得て、作成したものだ。
1人で多数を相手するピストルカラテの特徴を十二分に発揮した非常に良い敵役は、私としても会心の出来となったと思う。
更に、シナリオ原作で示されたリムジン上での戦闘ルールともマッチしていた。
「ヘルカイトに乱入されると、その力量に圧倒されて逆転負けを喫する」というところまで、これほど上手く調整できるとは自分自身でも思っていなかった。論理トリガーでピストルカラテをしている様子を描写できていなかったのは、NMの文章構成力の不足である。精進したい。
全体的にRPができる余地が少なく、また探索要素やランダムトレジャーなどの報酬が少ないため、その点はこのシナリオの弱点かもしれない。
その分ストーリー自体は短いので、さっとTRPGしたい時には重宝してくれるだろうと思う。
今回のシナリオについては古矢沢=サンから許可をいただいた上で、アウトラインをnote上で公開することを考えている。
Discord上ではセッション時のサーバーにてすでに公開済みであり、近いうちにnoteで読めるように調整し、公開する予定だ。遊んでいただければシナリオ作者として冥利に尽きる。
NM、リプレイ編集:くりーむ
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