ニンジャスレイヤーRPGより『フェイク・ニュース・アンド・フィード・ガーズ』リプレイ#2
リプレイリンク
#1 |#2 | 編集後記
翌朝5時。
君たちは再び集合し、作戦行動を開始する。
君たちが書類に記されていた住所に行くと、小さいがよく手入れされた家の玄関に、スーツを着たサラリマンが立っていた。
エッジメモリー:「…昨日はドーモ」
クイックシューター:「ドーモ、今日もヨロシクオネガイシマス」
キルソード:「ドーモ。」
キルソード:「貴公が護衛対象か?」
キルソードがサラリマンに目をやり、尋ねる。
サラリマンは答えた。
ヤタウジ:「ドーモ、ソウカイ・シンジケートの皆さん。ネコソギ・ファンド社係長のヤタウジです」
男はそういうと、君たちに名刺を差し出した。
キルソード: 「ドーモ」
キルソードは名刺を懐にしまい込んだ。(『ヤタウジの名刺』入手)
エッジメモリー:「…イヤーッ!」
だがエッジメモリーは渡された名刺を切り裂く!
エッジメモリー:「…強くないやつに興味はない」
シツレイな行動だが、ヤタウジはニコニコと笑っている。顔色は青ざめていた。モータルはニンジャの暴虐に勝てないことを、ヤタウジは知っているからだ。
クイックシューター:「…エッジメモリー=サン、流石にシツレイだろう」(『ヤタウジの名刺』入手)
エッジメモリー:「守ってはやる」
クイックシューター: 「すまんなヤタウジ=サン、こんな奴でも確かなカラテを持っている。護衛の件は安心するといい」
エッジメモリー: 「…オヌシのカラテもだろう、クイックシューター=サン」
ヤタウジ:「私のようなものにまで護衛をつけていただけるとは、まことに感謝してもしきれません。大変お手数をおかけします」
七三に分けられた黒い頭髪の小男は、その背を更に小さくして殊更に頭を下げ、手を揉んでいた。
クイックシューター: 「ヤタウジ=サン、気にすることはない。すべてはネコソギ・ファンドとソウカイヤのため」
キルソード: 「我々のカラテを発揮する必要がなければいいがな…」
キルソード周囲を軽く警戒しながら話した。
エッジメモリー: 「…守ることには興味がないが、敵が強いなら倒す。…それだけだ」
ヤタウジ:「アリガトゴザイマス!まぁ私はただの係長。命が狙われるとは思えませんが!」
4人が話しているところに装甲ヤクザリムジンが滑らかに滑り込み、運転クローンヤクザが降りてきた。「ドーゾ、オノリクダサイ」
3人は警戒しつつ、装甲リムジンへ乗り込む。ヤタウジを中央とし、周りを固める布陣だ。リムジン自体も検め、罠が無いことを確認している。
ヤタウジ:「この装甲リムジンは、各所に対スリケン加工が施された最新型です。ニンジャ同士の戦闘に巻き込まれても、そう簡単には壊れません!」
キルソード:「その油断が命取りだ。車中で遺書は書いておけ。」
キルソードがヤタウジの油断を戒める。
ヤタウジ:「アイエッ!そ、そんなご冗談をハハハ…」
全員が乗り込むと、装甲ヤクザリムジンは滑らかに発進した。
リムジンが発進すると、エッジメモリーは天井へ上り、外でザゼンを組みながら警戒を始めた。
左右はそれぞれキルソードとクイックシューターが固めている。
4人を乗せた車はハイウェイへ差し掛かる。
スプリングが良いのだろう。ハイウェイを120km以上で走っていても、揺れはほとんど感じない。
ヤタウジは小型冷蔵庫からヒヤ・サケを取り出し、ニンジャたちに差し出した。
ヤタウジ:「どうぞどうぞ、リラックスしてください。まさか重役の方々を差し置いて、私が狙われる可能性など、万に一つもありませんからな。ハハハ!」
エッジメモリー: 「………………それを決めるのは貴様ではない」
キルソード: 「任務中だ…。」
クイックシューター: 「…ヤタウジ=サン、我々はミッション中だ」
3人のニンジャによるシリアスな威圧が、ヤタウジの肝を殊更に冷やした。
ヤタウジ:「アイエッ!そ、そうでしたな!これはシツレイしました!」
車がハイウェイの長い直線を飛ばしていく。
その時!
NM: ではエッジメモリーはニューロン判定!難易度はNORMALです。
1d6 = (4) = 成功
エッジメモリー: 「…!来るぞ」
エッジメモリーは素早く立ち上がる。その視界に、ハイウェイの後方から時速200km以上で爆走してくる車を捉えたのだ!
クイックシューター: 「チッ結局こうなるとは」
エッジメモリー: 「…どれほどのウデマエか」
キルソード: 「…だそうだ。ヤタウジ=サン。今からでも遺書を用意しておくんだな」
車はみるみる距離を詰める!クローンヤクザと別の影が車の上に載っている!
エッジメモリー: 「…頼りにしてるぞ、二人とも」
クイックシューター: 「ヤタウジ=サン、身をかがめて射線を切っておけ」
BLAMBLAM!装甲ヤクザリムジンに向けて銃撃が飛び交う…その中から、「イヤーッ!」BLAM!
NM: ここで全員に【ワザマエ】:HARD判定!
エッジメモリー: 技ならある
クイックシューター: ワザマエは6ある
エッジメモリー:5d6 = (2,3,6,2,1) = 成功
キルソード: 4d6 = (1,2,2,6) = 成功
クイックシューター: 6d6 = (2,5,3,6,3,5) = 成功
NM:全員成功、では代表してエッジメモリー=サンに。
BLAM!銃弾は装甲リムジンの隙間を縫い、的確にヤタウジの心臓へ向かっていた!
エッジメモリー: 「…そうはさせん!イヤーッ!」
エッジメモリーの脳内ニンジャアドレナリンが知覚力を跳ね上げる!
KIRIN!エッジメモリーのカタナがその弾を切り裂き、真っ二つにした!タツジン!
エッジメモリー: 「…フン」
クイックシューター: 「流石だエッジメモリー=サン!…とんだ欠陥装甲だったな」
銃撃戦の後、敵の装甲リムジンが追い付く。右に並ばれてしまった!
車体には「す殺で事仕なか確」と威圧的なショドーを施してある。その上に、クローンヤクザと、ニンジャ!
キルソード: 「車が傷つかない分、外で払うのが良かろう。」
エッジメモリー: 「…それもそうだ」
アーバンホエール:「ドーモ、アーバンホエールです。貴方の命を頂戴しにまいりました」
敵ニンジャの先制アイサツだ!君たちはミッションをこなすため、車体の上に飛び出した!
◆アーバンホエール(種別:ニンジャ)
カラテ 7 体力 7
ニューロン 5 精神力 5
ワザマエ 5 脚力 4
ジツ 0 万札 12
◇装備や特記事項
サイバネ:生体LAN端子、サイバネアイ
装備:LAN直結型ハンドガン(前提:生体LAN端子)
遠隔武器、ダメージ1、連射2、時間差、マルチターゲット(前提:サイバネアイ)
スキル:『連続攻撃2』
スキル:『ピストルカラテ』
『小銃』『重火器』属性を持たない銃器を持ち、かつ近接攻撃できる場合に使用可能。
ピストルカラテを宣言後、所持する銃器による射撃を行う。攻撃難易度+1
この時、隣接している敵もターゲットとすることができる。(射線が通らない敵はターゲット不可)
所持する銃器のスキルセットは原則使用可能だが、『時間差』を宣言することはできない。
ピストルカラテ使用者本人の、射撃に関するスキルセットは宣言することはできない。
射撃後、近接攻撃を処理する。この時『連続攻撃』を宣言することはできない。
キルソード: 「ドーモ、アーバンホエール=サン。キルソードです。死ぬのは貴公だ。ハイクを考えておけ。」
エッジメモリー: 「…ドーモ、エッジメモリーです。…ワザマエを見せてもらおう」
クイックシューター: 「ドーモ、クイックシューターです。ソウカイヤに楯突いたこと後悔させてやろう」
3人のニンジャはそれぞれアイサツし、カラテを構える。アーバンホエールもまた、カラテを構えた。愛銃のLAN直結型ハンドガンを使った、奇妙な構えだ!
エッジメモリー: 「…ピストルカラテか」
アーバンホエールは1人。しかしピストルカラテは射撃の反動と共にカラテを振るいながら距離と手数を補う、対多数に向いたカラテである。
3対1と言えども決して容易な相手ではない!
アーバンホエール:「ソウカイニンジャどもよ!そこに乗っている「重役」をこちらに渡せ!そうすれば貴様らの命は助けてやる!」
クイックシューター: 「重役だと?」(何やら勘違いをしているようだな)
キルソードは速やかにIRC通信を行う。記憶力の良い皆様なら覚えているだろう。非常事態にはヘルカイトへの連絡を行う取り決めである。
キルソード:「ヘルカイト=サン、アーバンホエールが現れました。座標を送ります」
HELLKAITO:「rgr しばらく持ちこたえなさい」
ヘルカイトへの救援IRCは受理された。しばらくの後、ヘルカイトが救援に登場する!
エッジメモリー: 「…余計なことを」
エッジメモリーはぽつりと呟いた。
クイックシューター: 「倒せるというのなら問題はなかろうエッジメモリー=サン」
キルソード: 「当然だ。ヘルカイト=サン到着前に爆発四散させてやれ。」キルソードはエッジメモリーの背中を叩いた。キアイを込める!
クイックシューター: 「ま、あくまでミッション成功が重要、安全策をとることに異論はあるまい」
キルソード: 「IRC連絡はミッションに含まれたから行ったまで。我々でも十分相手は務まる。」
エッジメモリー: 「…そうか」
NM: では初期配置を決定してくださいー
エッジメモリー: ニンジャの前がいいかな。連続攻撃もあるし防御イアイメインかな
クイックシューター: できるだけ距離をとってJ13かな
キルソード: 私、目の前のヤクザを片付けるので、クイックシューター=サンは一番遠いヤクザを落としてもらえると
クイックシューター: 了解、配置問題なし
◆イクサ開始な◆
ターン1:
◆アーバンホエールの手番
アーバンホエール:「このピストルカラテをよけきれるか!」
アーバンホエールは装甲ヤクザリムジンへと飛び乗り、キルソードとエッジメモリーの間へ割り込んだ!
エッジメモリー: のりこんできた
アーバンホエールのピストルカラテ!LAN直結ハンドガンが火を噴く!
NM:マルチターゲット!相手はクイックシューターとエッジメモリー!(難易度:HARD)
対クイックシューター:4d6>=4 = (4 5 3 3) = 成功
対エッジメモリー:3d6>=4 = (1 6 2) = 成功
※NMは数式を間違えています(>=5が正解)が、いずれにしろ成功なので問題ありません。いいね?
エッジメモリー: カウンターチャンス
NM: あ、遠距離扱いなのでカウンターは無いです。
エッジメモリー: サツバツもあったとしてもなし?
NM: はい、遠隔武器にサツバツはありません。
エッジメモリー: 一長一短って感じ
NM: この後の近接攻撃処理では発生します。
キルソード: あ、この後殴ってくるのか!ダイス残しといたほうがいいかもね
NM: 精神回避などもチャンスあるのでお忘れなく。
キルソード: ダイス1個残して精神集中もアリか…
クイックシューター: 精神回避の場合も回避ダイスは残ってないといけないんでしたっけ
NM: どうだったかな…書いてあったかな…
エッジメモリー: たぶん必要だと思います
NM: NM判断で、0でも回避可能とします
※公式ルールでは「その判定におけるダイス1個について自動成功を得られる。」ということなので、本来は回避ダイス1つ消費が必要です。
キルソード: やったぜ
エッジメモリー: わかりました!
クイックシューター: 了解です!
クイックシューター: なら全部使って回避
エッジメモリー: こっちも全部で回避(両者回避:HARD)
クイックシューター:6d6 = (4,6,6,2,2,3) = 成功
エッジメモリー:6d6 = (4,3,5,4,4,4) = 成功
BLAMBLAM!二人を狙った弾丸が迫る!
「「イヤーッ!」」二人は辛うじて避ける!しかし、ピストルカラテはこの射撃を反動にカラテを振るうのだ!「イヤーッ!」
NM:アーバンホエールはクイックシューターに近接!(※誤り。クイックシューターは遠距離にいます)
キルソード: さすがに手が長すぎでは!?
エッジメモリー: こわいな
NM: ごめん、間違えたw エッジメモリーだ!
エッジメモリー: サツバツはないしうけてもいいのか
キルソード: たしかに
NM: 体力受けなら1ダメージです
エッジメモリー: じゃあくらいます
「…グワーッ!?」銃の反動で繰り出された回し蹴りがエッジメモリーの肩口を捉える!(エッジメモリー残体力:6⇒5)
エッジメモリー: 「…これがウワサに聞くピストルカラテか。実際面倒」
◆クイックシューターの手番
エッジメモリー: 「…頼むぞクイックシューター=サン」
クイックシューター: これ次の手番でよられそうだな。連続側転で届かない位置まで逃げよう
NM: ナナメ移動可能なので、全範囲届くんじゃないかなと思います。
(※認識齟齬中。アーバンホエールは側転を使用しないルーチンとなっているが、伝えていない)
キルソード: 逃げ場なし!
クイックシューター: よしあきらめてその場でヤクザを狙う。K7のヤクザに集中射撃
「まずは頭数を減らす!イヤーッ!」クイックシューターのスリケン投擲!クローンヤクザの眉間を狙う!(攻撃:EASY)
6d6 = (3,1,6,5,6,4) = 成功 クローンヤクザ死亡
「グワーッ!」クローンヤクザはスリケンを受け落下、緑色のシミとなって後方に流れていった!
エッジメモリー: 「…実際見事」
◆キルソードの手番
キルソード: 攻撃集中でヤクザにスリケン投擲!
「イヤーッ!」キルソードのスリケン投擲!クローンヤクザの眉間を狙う!(攻撃:EASY)
4d6 = (4,3,6,2) = 成功 クローンヤクザ死亡
「グワーッ!」クローンヤクザはスリケンを受け落下、緑色のシミとなって後方に流れていった!
キルソード: 「これで3対1だな。引くなら今のうちだぞ。アーバンホエール=サン」
エッジメモリー: 「…それでは俺が戦えないが」
キルソード: 「これで引くような相手と戦いたいのか?」
アーバンホエール:「フン、サンシタがいくら集まろうと所詮サンシタ!さっさと重役を殺して帰るのみよ!」
エッジメモリー: 「…そうこなくては」
クイックシューター: (重役…重役ねぇ)
◆エッジメモリーの手番
クイックシューター: これって敵は連続側転するんでしたっけ
NM: 敵は連続側転しません(※ここで認識齟齬を解消)
エッジメモリー: なら移動せず攻撃するか
クイックシューター: であればエッジメモリー=サンにH11にきて盾になってもらいたい(※移動阻害し、クイックシューターに近寄らせない作戦)
エッジメモリー: じゃあそうしますね
エッジメモリー: 攻撃集中で防御イアイ
エッジメモリーはカタナを構える。防御に特化した油断ならぬ防御的イアイドーだ!(攻撃ダイス半分、次ターンの回避難易度-1、攻撃:NORMAL)
3d6 = (2,2,4) = 成功
「…イヤーッ!」守りに重きを置いた構えだが、その軌道は鋭い!
コンパクトな振りでアーバンホエールを切り裂く!
アーバンホエールは回避を試みる!(回避:HARD)
7d6 = (4 4 4 3 2 1 1) = 失敗 アーバンホエール残体力:7⇒6
「グワーッ!」アーバンホエールの肩口が浅く裂けた!ワザマエ!
クイックシューター: (やはり確かなカラテを持っている!盾が頼れるというのは気が楽でいい!)
ターン:2
◆アーバンホエールの手番
キルソード: 「ふん、この重役の警護がただのサンシタと思ったか!オメデタイヤツ!」
アーバンホエール: 「ちィっ!ヤタウジ専務を殺すだけの簡単な仕事のはずが!」
クイックシューター: (…キルソード=サン、どうやらこいつは勘違いをしているようだ。真実を伝えれば動揺を誘えるのでは?)
エッジメモリー: (言うな。俺が戦えなくなる)
クイックシューター: (あくまで動揺したところを叩く策だ。ソウカイヤに楯突くやつを逃がすつもりはない)
再びアーバンホエールのピストルカラテが火を噴く!
NM: マルチターゲット、キルソードとエッジメモリー!
キルソード&エッジメモリー:4d6&3d6 = (5,3,4,2)&(3,6,3) = 両方成功
エッジメモリー: ダイス何個使いますかね
キルソード: あとがあるんで2,2か、3,1か
NM: 回避難易度はHARD、ただしエッジメモリーは防御イアイドーでNORMALです
キルソード(回避:HARD):3d6 = (6,2,1) = 成功
エッジメモリー(回避:NORMAL):3d6 = (2,2,5) = 成功
弾丸が二人の目の前を過ぎ去る!
エッジメモリー: 「…フン!」
キルソード: 「ちょっと、やめないか」
防御イアイドーで弾くエッジメモリーとスウェイでかわすキルソード!
火を噴いたハンドガンの軌道を用い、更にカラテがキルソードに迫る!(攻撃:HARD)
7d6 = (6 2 4 4 3 3 4) = 成功
(※本来のピストルカラテ近接難易度はNORMALだが、NMが誤解(というかど忘れ)したためHARDで判定している)
キルソードは回避を試みるが、その態勢はすでに崩れている!(回避:HARD)
1d6 = (1) = 失敗 キルソード残体力:4⇒3
キルソード: 「グワーッ!」
エッジメモリー: 「…ヌウーッ」
アーバンホエールはさらにキルソードへ畳みかけようとする!
◆クイックシューターの手番
クイックシューター: 「2人とも大丈夫か!イヤーッ!」(お前らが落ちたらこっちに来てしまう!)
エッジメモリー: 「…ならしっかり援護しろ」
クイックシューター: その場から集中射撃(難易度-1、射撃:EASY)
6d6 = (5,3,3,4,6,1) = 成功
NM: アーバンホエールの回避判定!(回避:HARD)
4d6 = (5 3 2 6) = 成功
「イヤーッ!」アーバンホエールはスリケンをブリッジ回避!だがキルソードへの追撃は断念せざるを得ない!
キルソード: 「フン、まだまだよ…」
この隙にキルソードは体勢を立て直し、再びカラテを構えた。3人の連携は確かなものになっている!
◆キルソードの手番
キルソード: 攻撃集中でフェイント斬撃(攻撃:NORMAL、敵の回避ダイス-1)
4d6 = (3,6,5,4) = 成功
NM:回避判定…(回避:HARD)
1d6 = (5) = 成功
「イヤッ・・イヤァァーッ!」フェイント斬撃からのサイドキック!
「イヤーッ!」アーバンホエールはブリッジから飛び上がりサイドキックを避けた!
エッジメモリー: (………ここだ)
キルソード: 「決めろ!エッジメモリー=サンーッ!」
クイックシューター: 「やれ!エッジメモリー=サン!」
◆エッジメモリーの手番
エッジメモリー: 攻撃集中で通常攻撃(攻撃:NORMAL)
6d6 = (3,2,3,1,1,4) = 成功
エッジメモリー: へなちょこ(※サツバツ!狙いのため通常攻撃)
NM: 回避判定!(回避:HARD)
1d6 = (6) = 成功
「イヤーッ!」更に畳みかけるように横一文字の斬撃がアーバンホエールを襲う!
「イヤーッ!」しかしエッジメモリーのカタナをハンドガンで受け止め、更に跳躍して回避!タツジン!
クイックシューター: 「!?あの体勢から躱すとは!?」
エッジメモリー: 「…チイッ」
キルソード: 「さすがはソウカイヤに楯突くだけのことはあるか…」
ターン3
モータル:「アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?アバーッ!?」
ナムサン!リムジン上で繰り広げられるカラテを目撃した前方車両が操作を誤り横転し、爆発炎上!
恐慌は前方車両に更に伝播し、相次いで事故が発生、ハイウェイはアビインフェルノ・ジゴクと化した!
しかし装甲リムジンは止まるわけにはいかない!ヤタウジを定刻通りに届けなければ、死より凄惨な運命を辿ることが自明だからだ!
2台のリムジンは巧みにハンドルを切り、事故車を回避し続ける。
辛うじてイクサを続けるニンジャたち。しかしその環境変化は当然彼らに影響を与えるだろう!
これより、全ての回避行動はULTRA-HARDとなる!
エッジメモリー: うわ
キルソード: ひえっ
クイックシューター: げぇっ!
クイックシューター: UHだと精神使えないか(※公式ルールにてU-HARDでの精神力消費による自動成功はNGとなっている)
エッジメモリー: すべてってことは
エッジメモリー: 遠距離も?
NM: ハイ
エッジメモリー: うわ
キルソード: ウルトラハードアトモスフィア
◆アーバンホエールの手番
アーバンホエール:「ちィ!まずは数を減らすか!」
NM:通常移動後、クイックシューターへ射撃!連射2、時間差発動!回避はまとめて全弾ではできない!(射撃:NORMAL)
4d6&3d6 = (2,4,1,6)&(6,5,4) = 両方成功
クイックシューター: UHだし片方に全部かけた方がいいか
キルソード: その方が可能性はある
エッジメモリー: その方が安全
クイックシューター: 下手に分割して両方食らったら落ちる
エッジメモリー: そろそろヘルカイト=サン来るだろうし
クイックシューター: 片方を6個使って回避!(回避:U-HARD)
6d6 = (3,5,6,5,4,1) = 成功 1発命中、クイックシューター残体力:2⇒1
NM: 辛うじて回避、1ダメージ!
BLAMBLAM!激しく揺れる車体の上で放たれた銃弾の1発がクイックシューターを捕らえる!
「イヤーッ!…グワーッ!?」時間差で放たれた弾丸がクイックシューターのわき腹に命中!辛うじて踏みとどまるクイックシューター!
アーバンホエール: 「浅いか!」
エッジメモリー: 「…!シマッタ!俺の獲物が!」
◆クイックシューターの手番
キルソード: エッジメモリー=サン、クイックシューター=サンの前で射線防いでくれます?
クイックシューター: いや射線ふさいでも移動されたら通っちゃうと思う
キルソード: 厳しいか…!どうしたもんか
エッジメモリー: 連続側転でダイス増やしとくしか
クイックシューター: そうしますか、連続側転!
クイックシューターは連続側転!揺れる車体を縦横無尽に駆け回り、アーバンホエールを幻惑する!(側転:NORMAL)
6d6 = (3,4,4,3,1,6) = 成功
クイックシューター: そして射撃!(射撃:HARD)
6d6 = (5,3,4,4,1,3) = 成功
NM: 回避ダイス3個で判定、U-HARD
3d6 = (6 4 1) = 成功
「イヤーッ!」クイックシューターは側転の中からスリケンを投擲!
「イヤーッ!」アーバンホエールは飛来するスリケンをスウェイで回避!
クイックシューター: 「チィーッ!よく避ける!」
エッジメモリー: 「…敵ながらアッパレ」
◆キルソードの手番
キルソード: UHだし強烈で1発狙ってみるか
クイックシューター: これ名刺見せたら相手がどういう反応するかって情報もらえたりしますか
NM: 見せた時にわかります。
エッジメモリー: 交渉を考え出すころ
NM: 効果自体は存在します、とだけ
エッジメモリー: なんか怖い
キルソード: 見せてみる?
エッジメモリー: 試してもいいとおもいます
クイックシューター: 割と厳しいしなんかしらの効果があるならやっていいと思う
NM: 見せる場合はその他行動扱いですので、攻撃は出来なくなります。
キルソード: 物は試し、私が渡してみましょう
NM: なお、投げて渡してもいいので、どこでも見せることは可能です
エッジメモリー: 「…キルソード=サン?何をする気だ」
キルソード: 「そろそろネタバラシをな」
エッジメモリー: (…さすがに長引いてきたしな。しょうがないか)
アーバンホエール:「フン、おとなしく降参か?」
クイックシューター: (…そういうことか)「アーバンホエール=サン、貴様は重役を狙っているのだったな」
キルソード: 「アーバンホエール=サン。この車の”重役”からプレゼントだ!」
アーバンホエールは名刺を見た。【ヤタウジ:役職:係長】
アーバンホエール:「な、係長、だと…!?な……!?そんな、バカな……!?」
クイックシューター: 「まんまとソウカイヤの情報操作にかかったようだな!」
ここで賢明なる視聴者には種明かしをしよう。
アーバンホエールはこのリムジンを狙っている。しかし、本当の重役たちはアーバンホエールの犯行予告を受け取った直後から秘密裏に高位のソウカイニンジャに拉致され、すでにネコソギ・ファンドの完全防弾会議室に連行済みなのだ!タイムイズマネーである!
そう、この社員護衛任務自体がフェイクであり、敵を炙り出すための囮である。
これはゲイトキーパー、およびヘルカイトによる高度な情報戦であった。末端のソウカイニンジャと社員たちを使って敵を釣り出し、ソウカイヤの作法をわからせる。
更に末端ニンジャの技量と経験を積ませつつ、使えなければ爆発四散させて振るい落とすという、ソウカイヤとして一石二鳥の経済効果を見込んだ狡猾な作戦であった!
敵はその餌の一つである、君たちのリムジンにかかったのだ!
もちろん『餌』の護衛たる君たちにそのような事情は一切知らされていない。
「敵も味方も全部だませ」とは、ミヤモト・マサシのコトワザである!
キルソード: 「どんな情報を得ていたか知らんが、貴公のミッションは失敗よぉー!」
アーバンホエール:「く、くそ!!作戦は既に失敗していただと!?フザケルナ!!」
アーバンホエールはひどく動揺し、ブザマにスキを晒している。ウカツ!次のアーバンホエールの手番まで、彼は一切の回避ダイスを失う!
エッジメモリー: ヤッター!
クイックシューター: これは美味しい!
◆エッジメモリーの手番
エッジメモリー: サツバツと強烈なイアイどっちがいいですかね
キルソード: サツバツ狙いで殺せー!
クイックシューター: サツバツ狙いの方が目がありそう
キルソード: 車の外に弾き飛ばしてやれ!
キルソード: 1でも6でも実質勝利
エッジメモリー: 連続側転で移動(側転:NORMAL、アーバンホエールに隣接)
6d6 = (6,2,3,6,6,3) = 成功
エッジメモリー: 通常攻撃します(攻撃:HARD)
6d6 = (3,5,1,4,3,5) = 成功 アーバンホエール残体力:6⇒5
エッジメモリー: (サツバツ!が)出ない
エッジメモリー: 「…スキアリ!イヤーッ!」
「グワーッ!?」エッジメモリーの刃が激しく動揺するアーバンホエールの腹を切り裂く!
エッジメモリー: 「戦いの最中に気を抜くとは何事か!」
ターン4:
◆アーバンホエールの手番
アーバンホエール:「く、くそぉっ!!こうなれば貴様らソウカイヤのサンシタの首をかかげてやるわ!!」
エッジメモリー: 「やれるものならやってみろ!」
キルソード: 「まだ向かってくるか!」
クイックシューター: 「えぇい諦めの悪い!」
NM:通常移動後、クイックシューターへ時間差連射2!(射撃:NORMAL)
4d6&3d6 = (1,6,5,6)&(6,2,3) = 両方成功
クイックシューター: 4,4でよけるかな
キルソード: ダウンか爆発四散か
(※2発命中で体力-1となるため、キャラロストの危機)
クイックシューター: 爆発四散は嫌だ!
キルソード: 「いかん!クイックシューター=サン!」
クイックシューターの時間感覚が鈍化する…!ソーマト・リコールだ!
クイックシューター: しゃぁない、4,4でよけるぜ!(回避:U-HARD2回)
4d6 = (5,2,1,6) = 成功
4d6 = (6,4,4,6) = 成功
「イヤッ、イヤーッ!」鈍化した精神が奇跡的に銃弾の軌道を把握!先ほどは躱しきれなかった2発目の銃弾を回避する!
眉間と腹部を狙った弾丸に対しクイックシューターは横っ飛びし、体をロールさせながら弾丸の間を通過!タツジン!
エッジメモリー: 「…奴ならこれぐらいは避けると思っていた」
キルソード: 「なんたるワザマエ…見事だ…!!」
◆クイックシューターの手番
クイックシューター: 連続側転からのスリケンで(側転:NORMAL、射撃:HARD)
6d6 = (2,4,6,6,5,4) = 側転成功
6d6 = (5,6,6,5,4,3) = スリケン成功
NM:アーバンホエールの回避判定!(回避:U-HARD)
3d6 = (2 2 1) = 失敗 アーバンホエール残体力:5⇒4
「お返しだ!イヤーッ!」横っ飛びに回避しながらのスリケン投擲!
「グワーッ!」ダッジロールから放たれた高速のカウンタースリケンは、アーバンホエールの右足に命中!
◆キルソードの手番
エッジメモリー: 当たれば、強烈×2で落とせる。難しいかな
クイックシューター: 回避は残り4だから割と行けると思う
キルソード: まず連続側転で(側転:NORMAL)
4d6 = (6,3,5,6) = 成功
エッジメモリー: 攻撃で出て
クイックシューター: さっきからサツバツ!が出ないところで
※この後、強烈2回(4ダメージでKO)にするか、フェイント⇒通常攻撃によるサツバツ!狙いにするか、2つの戦略で相談
キルソード: あいわかった!覚悟を決めよう! 強烈なイアイドー斬撃をアーバンホエールへ!
NM: ではダイス半分での強烈斬撃、難易度HARD!
2d6 = (1,3) = 失敗
「イヤーーッ!」キルソードは連続側転からの渾身のイアイド斬撃!
キルソードの渾身の一撃は、しかしアーバンホエールへの踏み込みが足りない!
キルソード: 「クッ・・!側転の勢いが足りなかったか!」
◆エッジメモリーの手番
エッジメモリー: 「…スキアリ」
エッジメモリー: 攻撃集中で強烈なイアイ。難易度いくつ?
NM: 難易度-1でEASY、ダイス半分です。
3d6 = (3,3,1) = 成功
NM: 回避ダイス残り全部(回避:U-HARD)
4d6 = (3 2 6 2) = 成功
「イヤーッ!」「イヤーッ!」エッジメモリーの大上段斬撃を、しかしアーバンホエールはスウェイで回避!
エッジメモリー: 「…」(クヤシイ)
ターン5
突如キルソードにIRC着信!
HELLKAITO「inc 1」
突如、上空から激しいサイレンの音が鳴り響いた。ヤクザリムジンの上にいたニンジャ達は、皆反射的にヤクザリムジンの上に舞う影を見上げる。
クイックシューター: 「ヘルカイト=サン!救援に来てくれたのですね!」
ヘルカイト: 「エグザクトリー!イヤーッ!」
突如その影は目にも止まらぬ速さで急降下し、白い弾丸となってアーバンホエールに襲い掛かった!
NM: アーバンホエールの回避判定、U-HARD!
3d6 = (4 5 5) = 失敗 アーバンホエール残体力:4⇒3
「グワーッ!」白い弾丸から放たれたチョップが肩口に直撃!アーバンホエールは膝をついた!
キルソード: 「ヘルカイト=サン!アリガトゴザイマス!」
エッジメモリー: 「…クッ」
クイックシューター: 「素晴らしいタイミングでの救援、感謝いたします!」
ヘルカイト:「ドーモ、アーバンホエール=サン。ソウカイ・シックスゲイツのヘルカイトです。身の程知らずの野良ニンジャよ、サンシタを狙ってポイントを稼ごうとしてもそうはいきませんよ」
アーバンホエール:「ぐぅ…!ドーモ、ヘルカイト=サン。アーバンホエールです。ネコソギ・ファンドの卑しいデンショバトめが!撃ち落としてくれる!」
メンポと中折れ帽の隙間から覗く、アーバンホエールの目がギラギラと輝き、狂気を帯びる!
◆ヘルカイトの手番
NM: ヘルカイトの連続攻撃2!(攻撃:NORMAL)
5d6&4d6 = (4,2,5,2,5)&(4,5,5,3) = 両方成功
クイックシューター: 両方命中!
エッジメモリー: 強い
NM: 両方命中、回避ダイスを1ずつ!(回避:U-HARD2回)
1d6&1d6 = (3)&(6) = 1回成功 アーバンホエール残体力:3⇒2
キルソード: 1個躱しやがる!
クイックシューター: これで片方躱すかよ!
エッジメモリー: 強いなあアーバンホエール=サン
「イヤーッ」「ヌウッ!?」「イヤーッ!」「グワーッ!」チョップをハンドガンで受けるが、直後の丸太めいたサイドキックに反応できない!
エッジメモリー: ここで決めたい
キルソード: 精神集中攻撃で確実に決めていこう!
◆アーバンホエールの手番
アーバンホエール:「せめて一人、道連れにしてやるぜ!!」
アーバンホエールはクイックシューターを狙う!
NM:時間差連射2がクイックシューターを襲う!(射撃:NORMAL)
4d6&3d6 = (4,2,3,1)&(3,3,4) = 両方成功
クイックシューター: もう戦闘不能になってもいいから片方を確実にかわそう
NM: 回避判定!再び時間感覚が鈍化!
クイックシューター: というわけで片方に8個つぎ込む!
エッジメモリー: 「…死ぬな!クイックシューター=サン!」
8d6 = (3,2,1,3,5,2,2,3) = 失敗 クイックシューター残体力1⇒-1
キルソード: あっ
クイックシューター: アッ
エッジメモリー: あっ
NM: 失敗!直撃!!
クイックシューターの時間感覚は0になる。
ハイクを詠むのは今しかないだろう。
クイックシューター: どうせ新規キャラなのでハイクはいいです
NM: アッハイ
「グワーッ!サヨナラ!」
眉間に弾丸が直撃!クイックシューターは爆発四散!
キルソード: 「そんな…!クイックシューター=サン!!」
エッジメモリー: 「………!!!」
◆キルソードの手番
キルソード: 「貴公は確実に!惨たらしく殺す!」
エッジメモリー: 「………」
仲間を殺された怒りに震える二人は、それぞれカタナを構える!
キルソード: 精神集中フェイント斬撃(攻撃:HARD自動成功、回避ダイス-1)
3d6 = (4,3,4)&精神集中 = 成功
NM: 回避残りダイスは…のこり1か!
キルソード: これで回避ダイスはあるまい!エッジメモリー=サン、頼むぞ!
エッジメモリー: ハイ!
NM: ここは使わず受ける!(アーバンホエール残体力:2⇒1)
(※次にフェイントされると結局無意味となる。逆効果なライフ受け)
キルソード: なんと!?
「………イイイイイイイイッ」キルソードは力を溜めている!
「イヤッ・・!イヤーッ!!」フェイント斬撃からのかかと落としだ!
「グワーッ!」キルソードの一撃が確かに頭部に入った!致命傷だがまだ立っている!
アーバンホエール:「おのれ…オノレェ!!」
◆エッジメモリーの手番
キルソード:「トドメだ!エッジメモリー=サン!決めろーーッ!」
エッジメモリー: 精神集中フェイント斬撃(攻撃:HARD自動成功、回避ダイス-1)
NM: 確定ヒット、サツバツあるのでダイスどうぞ!
エッジメモリー: 1個減らして5だっけ
NM: いえ、ダイスはそのままですね(※精神集中を忘れている。ダイスは1つ減らすのが正解)
6d6 = (2,1,2,4,5,5) = 成功 アーバンホエール残体力:1⇒0
「………ホイ」エッジメモリーは突然カタナを相手に放り投げた!
「なっ!?」あっけに取られるアーバンホエール。その空白となった意識をつき、エッジメモリーは首を極めにかかる!
エッジメモリー:「…これで終わりだ!………イヤーッ!」
エッジメモリーは素早く裏を取り、アーバンホエールの首をへし折った!カイシャク!
アーバンホエール:「アバーッ!?おのれぇぇぇ!サヨナラ!」
アーバンホエールは爆発四散!
エッジメモリー: 「…フン」
エッジメモリーはカタナを回収し、一振りザンシンした。
NM: エッジメモリーは万札:12を入手!
________________________________
◆イクサ終了な◆勝利◆
ヘルカイト:「ふぅ、これでミッションは達成できるでしょう。私は哨戒に戻ります。では、オタッシャデー!」
キルソード: 「ヘルカイト=サン、救援ありがとうございました。」
エッジメモリー: 「…オタッシャデ」
キルソード: 「クイックシューター=サン、スマヌ…」
キルソードは車内のヒヤ・サケを持ち出し、クイックシューターが存在した爆発四散の跡にそっとかけた。短い間でも仲間であった戦友への手向けである。
アーバンホエールの乗ってきた装甲リムジンは急速にスピードを落とし、ヤクザリムジンから遠ざかっていった。
全員で行くわけにはいかないが、今なら君たちは装甲リムジンの運転手にインタビューすることもできるだろう。
エッジメモリー: PC腹立ってるし行きます
エッジメモリー: 「…イヤーッ!」
エッジメモリーは敵のリムジンにダイナミックエントリー!
「アイエエエ!」スーツ姿の運転手が悲鳴を上げる。
「私は上司から命令されただけで、何も知りません!命だけは!命だけは!」運転手はそういうと、慌てて車を道路脇に停車させた。
エッジメモリー: 「ドーモ、エッジメモリーです」
威圧的なアイサツを繰り出すエッジメモリー。
運転手:「アイエエエエッ!?」
威圧により運転手はNRSを発症、まともにしゃべれないようだ。
エッジメモリー: 「この襲撃を仕組んだのは誰だ」
当たりに運転手の失禁の匂いが広がる。
エッジメモリー: 「しゃべることもできぬか。…フン」
運転手に興味をなくしたエッジメモリーは装甲リムジンを離脱し、自分の仕事へと戻っていった。
_______________________________
君たちは無事、ネコソギ・ファンド社重役会議が開かれるビルへとたどり着いた。
ヤタウジ:「アイエエエ……急がなければ……」
貴方たちはヤタウジと共にビルを上へ上へと昇っていく。
たどり着いた会議室の入口に備え付けられたデジタル日時計が指し示す時刻は、8時55分。
ヤタウジ:「……フー、この時間ならなんとか、ケジメもセプクも無しで済みそうです。皆さん、本当にありがとうございました」
エッジメモリー: 「…サッサと行け」
ヤタウジは貴方たちに深くオジギをして、いそいそと会議室へ消えていった。
エッジメモリー: 「………」
キルソード: 「これで任務は終わりか…」
エッジメモリー: 「…カラテだ」
クイックシューターはその場にいない。死んだのだ。しかし、二人の決意は確かに硬くなっていた。
エッジメモリー: 「…カラテが足りなかった。だからクイックシューター=サンは死んだ」
キルソード: 「あぁ…そうだな…我々のカラテが足りなかった…」
エッジメモリー: 「…もっと強くならねば」
二人が外に出ると、ネオサイタマの重金属酸性雨が二人を濡らした。
ニンジャは涙など流さない。しかし、その雨は二人の固い決意を、更に磨き上げていくのだった。
『フェイク・ニュース・アンド・フィード・ガーズ』おわり
________________________________
エピローグ
後日、君たちはトコロザワ・ピラーの会議室に集められ、働きに応じた報酬が与えられた。報酬の授与者はヘルカイトだ。
ヘルカイト:「ゲイトキーパー=サンより、今回のミッションの評価が下されました。リッスン。心して聞きなさい」
そういうと、ヘルカイトは手にしていたオリガミメールを開いて朗読した。
「この度の作戦において、シックスゲイツの手を借りつつも敵ニンジャを爆発四散させた手腕は見事であった。褒賞は万札:36とする。全員で納得のいくよう、山分けするように」
ヘルカイト:「……しかし私の助けが無ければ、貴方たちは死んでいたでしょう。当然私も取り分をいただきます。そうですね……半分で良いでしょう」
ヘルカイトは褒賞の半分をつかみ取り、後には万札:18が残された。
キルソード: 「ハイヨロコンデー」
エッジメモリー: 「…」(クヤシイがその通りだ)
全員に【名声:ソウカイヤ】+1が与えられる。
ヘルカイト:「異論もなさそうですね?では、オタッシャデー。もっと精進することです」
ヘルカイトはその場を去った。
エッジメモリー: 「………イラン」
エッジメモリーは札束から目をそらし、背を向けた。
キルソード: 「いいのか?」
札束を分けようとしたキルソードが驚き、目を見開く。
エッジメモリー: 「俺はへし折った奴からとったのがある。強くなるのにカネはいるだろう」
キルソード:「…たしかに。ではありがたくいただく。」
キルソードは一礼し、全ての万札を懐へ入れた。
エッジメモリー: 「……シュギョウだ」
君たちはまた一つ生き残った。
だがソウカイヤのニンジャである限り、これからも人智を超えた存在と戦い、死と隣り合わせのクエストに挑み続けることになる。
今はただ、備えよう。
『フェイク・ニュース・アンド・フィード・ガーズ』エピローグ おわり
________________________________