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オンライン社員総会を50回やってみた

以前は、集合形式の社員総会を大きな会場を借りて年に4回実施していました。ですが、新型コロナウイルスの蔓延もあり、2020年5月に集合型の社員総会をやめて、All Hands Meetingと名称もあらためオンライン社員総会を始めました。

その後も続いていて、先日に50回を越えました。年末あたりが最も回数が多くなる時期なので、年内にあと10回程度は実施することになると思っています。

10回目以降にどうなったのか

10回実施した頃に、以下のnoteを書きました。今回はその後のことを書きたいと思います。

取り扱った主なテーマは以下です。

・会社全体の新年度事業戦略発表(全6回)
・昨年の大きな出来事ベスト3
・2021年度の抱負
・各事業部の年間計画発表
・APC AWARD(社内表彰)授賞式(半年で5回)
・長期経営方針について
・新型コロナウイルスの影響について
・中期経営計画の振り返り
・APアカデミーのリニューアルと研修の紹介

当初はラジオ番組のような対談形式が多かったのですが、各部署が事業方針などを伝える回が増えてくるとプレゼン形式のウェビナーのような配信が増えてきました。

そして、半年ごとに社内表彰制度があるのですが、その受賞者を公開インタビューが恒例となってきました。

インタビュアーは社長と私が手分けして行うのですが、それぞれ事前に周辺の人に取材を必ずするようにしていて手間もかかるのですが、良い意味で「へー!」と思うことがたくさんあり、楽しい機会になっています。

リアルタイム視聴者は減ってきた

録画をして配信しているのでアーカイブ視聴をする人も多いです。ですが、初回は170名ほどのリアリタイム視聴をする人がいるのですが、最近だと100名を超えると多いほうかな、という印象です。

録画されている動画のほうが再生速度を速くできることもあり、時間を効率的に使うためにも録画後に視聴する人もいるようです。私も動画の再生速度は速くして見るので、その気持ちは理解できますし、主催者側としても過度に問題視しなくてもよいと今のところは考えています。

ただ、社内外で動画の数は増える一方なので、「いつでも見られる動画は、見なくなる」というのは多くの人に当てはまるのでは。そういう意味では、大事な動画コンテンツはリアルタイム視聴をするようにしたほうが見逃すことが結果的になくなっていくと思います。

この辺りは時間の裁量の話でもあり、どれくらい組織的にフォローしていくのかは今後の課題となりそうです。

集合形式の社員総会が復活する日は来るのか

今のところは具体的に計画はしていません。

最近は「新型コロナウイルスを感染症法上の2類から5類に変更したほうがよいのでは」という議論がされることもあるようですが、もしも5類相当になる日が来たら、こういうイベントはどうしていくのだろうと考えることがあります。

先のことはわかりませんが、単純に元に戻るということはないような気がしています。以前は社員総会だけではなく、オフィスを使った100人以上が集まる立ち飲みイベントも年に数回実施していました。その時にはそれを楽しむ人たちも多かったのですが、ここ2年の中でも新型コロナウイルスが落ち着いている時期に再実施の検討をしたこともありましたが、盛り上がるイメージが持てなくて、結局は実施していません。

ですが、10人程度でチーミングをするために1日かけて集まるということは各部署で実施されることが以前よりも増えてきています。やはりface-to-faceの良さを体感する場面もあるということなのだと思います。

かつては深く考えずに取り敢えず物理的に集まるを何の疑いもなくしていたのが、face-to-faceならではの良さがある集まりだよね?を確認するのが当たり前の感覚に益々なっていきそうな気がします。

なので、特別に意味がありそうと思われるようなタイミングが来れば、実施することもあるのだと思っています。

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