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いつもあるものが消える時

いつでもいつまでもあると思っていたものが、突然消えてしまう絶望。

以前も同じようなことがありました。
その時は、私と同じように復活を切に願う人達の祈りが通じたかのように、数日経って突然現れたのですが、今回はそうもいかないみたい。
願いが届くことはなくても、復活することがなくても、いずれ消えゆく運命だったとしても、こんな消え方はしてほしくありません。
でも、現実は残酷。ばっさりと黒くて重たい幕が下りてきて、このまま消えていってしまうようです。

「真実は、人の数だけある。でも事実は一つしかない」
これは、いつか読んだ本に書いてあったセリフです。
確かにその通りなんだと思います。
ある出来事は、Aさんから見たらただのおふざけでも、Bさんにとっては非常識極まりない迷惑行為だということもあります。
Cさんにとっては親切な言葉も、Dさんにとっては傷つけられたと感じることもあります。
だから、出来事は両方の側面から見て判断しなければいけないのです。
それなのに。
物理的に難しいとしても、せめて発言している側をもっと調べて、「真実」が「事実」であるかを調査してほしかったと悔しく思います。
大切なものだからこそ、終わりの瞬間は美しくあってほしかった・・・。

いつも手元にあるものが、決して当たり前ではないことに気付かされた絶望。
そんな出来事がこの一年のうちに二度も起こりました。これはきっと何かのメッセージ。
今私にできることは、手元に残ったものをただ信じ貫き、大切にすること。
それら人生においても同じことだと心得て、後悔しない選択をして生きていきたいと思います。

それでは、皆さま、良い夢を。

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