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ヘイ、ブラザー!ハイ、シスター!(3)

【ブログの過去記事】

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今回は差がありすぎか。マーヴィン・ゲイ(兄)+フランキー・ゲイ(弟)。フランキーは歌手というより、名盤『ホワッツ・ゴーイン・オン』を生むキッカケになった、ベトナム帰りの弟としての方が有名だろうか。実際、シンガーより前にラジオDJや音楽スタッフとしての経歴があるようだ。

マーヴィンは39年生まれ。フランキーは41年生まれ(01年没)である。『ホワッツ・ゴーイン・オン』は71年のリリース。77年には「ガット・トゥ・ギブ・イット・アップ」にバック・コーラスとして参加。79年には映画『ペニテンシャリー』のサウンドトラックに参加しているそうだ。84年の悲劇の後、89年、<モーターシティ>入り。90年にアルバム『マイ・ブラザー』を発表。当時話題となり私も購入した。結果は・・・。


Frankie Gaye - What's Going On



これはちょっとまずい。これを歌わせたらダメよ。いくら弟でも歌えないでしょ。フランキー本人にも気の毒な気がしてならない。

My Brother-Frankie Gaye-1990


これだとまだマシだ。出来はともかく彼らしく歌えている。

Frankie Gaye And Mary Wells - Once Upon A Time


メアリー・ウェルズとのデュエット曲は、妙にマーヴィンに似ている感じも。そこそこいける。と思いきや、本家を聴いてみましたら・・・。

MARVIN GAYE and MARY WELLS once upon a time



二人が完全に溶け合っている。タミー・テレルとのデュエットは緊張感と昂揚感に満ちているが、メアリーとのデュエットは甘く、メアリーの声も可愛らしい。押し所・引き所を弁えたマーヴィン、さすが色男である。

GOT TO GIVE IT UP - MARVIN GAYE


マーヴィンの妹にゼオラ・ゲイという人物がいる。フランキーの上か下かは調べきれなかった。この人はマーヴィンに関する書籍を出版し、ドラマ化も成っている。

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