ホームレスが元ホームレスと話をした話




こんばんわ!なーしょーです。

今日も更新していきます。




つい最近まで、

東京で短期のアルバイト(アパレル系?)をしていたのですが、

そこで出会ったとある社員さんが、

何と元ホームレスだったんです。



最初はその人が元ホームレスとは
知らなかったんですけど、

初めて会った人とは色々話すじゃないですか。



「はじめましての定型文」っていうんですかね。

「はじめまして。名前は?出身は?母校は?前してた仕事は?今何処に住んで居るのか?」


の内、

「何処に住んでいるのか」を聞かれた際、
お互いがホームレス(元ホームレス)という
共通点を持っている事に気付き、


そこから貧困トークが始まりました。



その人の「あらすじ」なのですが、

その人が元々働いていた仕事を辞め、
それからホームレスになり、公園で寝たり、
駅で寝たり、炊き出しを食べたり、
路上ライブに聞き惚れたり、
たまにネカフェに泊まったり。

そしてひょんな事から
今の会社で働く事になり、
現在は都心のマンションに住んでいる、
という感じです。



淡々と書いているんですけど、

その人と2人きりで
2時間会社のオフィスで喋り続けるくらい、
会話を楽しんでいました。
ホームレスは室内が好きなのです。(笑)



1番、「この人格好良いな」
と思えた話が、



「必要な物」


についての話です。



このアルバイト先の会社が
スポーツ用品やアパレルの仕事なのですが、


その人の格好は
「安っぽいスポーツ系の服一式」で
全身コーディネートしてるんですよ。
失礼?まぁ私ホームレスですから(笑)


どうやら上野の激安スポーツショップで
服一式を買ったみたいで。


カジュアルなスポーツウェアを扱う
会社の社員さんなのに、
自分が持ってる(愛用している)服は
安っすいスポーツウェア。


その人は、
格好良い服や装飾品を見て
「格好良いなとは思う」らしいのですが、


それが本当に必要かどうか考えた時に
「特にこれが必要という訳ではない」
という結論に至り、
安い物を永く愛用しているみたいです。



ファッションを楽しむ事を
否定するわけではなく、


あくまで、この人は本当に
「無欲」なんだな、と感心していました。



住む場所や着る服、

「衣・食・住」の内

「衣・住」の2つに重きを置いていない。


「重きを置いていない」というよりは、


大多数の人よりも

「必要・不必要」の線引き

が、全然違う。



この「線引きの付け方」に
人それぞれ違いがあるのはわかりますが、



「物に対して必要だと思いにくい要因」
の1つとして

置く場所が無い」事が挙がると思います。



もし。


もし、決まった住む場所が無く、
毎日私物を背負って移動しなければならない
ホームレス的な生活を送っていたら、

本当に必要な物を厳選して持つはずです。



皆、「住む場所=置く場所」を持ってるから、


「置ける」前提で
物の必要・不必要を考えますが、


ホームレスはそこが全く違う。


三種の神器??
そんな荷物メルカリで売りなさい。(笑)


というか普通に考えて
家や部屋はある方が良いのですが、
ホームレスにも一理あると思います。


本当に必要な物なんて案外少ないですし、

テレビや色んな本で「断捨離」が
ずっと流行ってるぐらいですし。



沢山持つ人も格好良いですけど、
持たない人もまた格好良いものです。



てな感じ。


久しぶりに長く書いたので
やっつけで終わらせました。(笑)


やっつけの割には結構
良い感じで締められてません?


本当はもっとあるんですけど。


まぁ、約束通り
「ホームレスが元ホームレスと話しした話」、
書きました。


て事でまた!


#エッセイ #コラム #ホームレス #断捨離 #なーしょー

将来有名になる作詞作曲家。 2017年〜日本と海外でヒッチハイク 2018年〜鹿児島〜京都まで徒歩の旅 2019年〜鹿児島〜東京まで路上LIVEの旅 2020年〜コロナで旅断念&引き篭もる 2021年〜フリーランス 2022年〜365日働く 2023年〜毎日作曲中 お楽しみに!