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1か月振返り5 note365日連投チャレンジ継続中 老い、心の制御、そして人間の捉え方を独自に考察する日々

 365日チャレンジ、早くも5か月目終了である。毎度思ったことを正直に書いているが、未だに記事が枯渇する感じはあまりない。
 まだまだ頑張る。というか頑張るまでもないというか。やり切れると思われる。

 過去にもいろいろなことがあったが、現在も毎日いろいろなことがある。半年弱では人間あまり変わらないだろう、特に中年は、と思うかもしれないが、たった5ヶ月でも心身に変化もある。
 例えば先日高速バスに乗ったが随分と草臥れてしまった。あれ?半年前に、今後は新幹線は高いからやめて高速バスにしようと決めたはずなのに、今は全然違う。

 一人で過ごすとき、寝る前、ぼーっとしている時間。何をすべきか、何をすべきでないか。そんなことも刻々と思考と共に変化していく。

 時には地方の友人と会って深い話をし、また別の友人が子育ての時期に入り、また別の友人が連れ子を養子にしたとか、周囲も結構変化している。
 一方の自身は電験の勉強を続けていて、就職に結びつかない事や、やりたいことが文系に偏ってきたせいかイマイチ乗り切れないなど色々としんどさも感じる。

 仕事では大学を出たばかりの新人が入ってきてやや煩わしく感じることもあり、一方で普段接する自習室スタッフの大学生達は清々しいと感じるなど贔屓もあからさまだ。
 また、老いて生理的に変化が現れ、それとどう付き合うかごく自然に折り合いをつけ始めていて、こうして執筆している時にも考えが若干変わり、或いはまとまり、それらのすべてが記事の肥やしとなっていく。

 特に今、少々老いを感じているなというのが第一に頭に浮かぶようになった。
 手足の冷え、食欲、性欲、肌や毛髪、考え方、過ごし方、人との接し方。顕著なものから微妙なものまで様々だが自覚はある。
 自覚がある分、そうなるまいとしていたことも1年ぐらい前にはあったが、最近は老いに逆らおうとする時期はやや過ぎ、むしろそうありたい(もう少し老いに近づきたい)と思う気持ちに傾き始めている。

 そう言いつつも、明日にはやはりアンチエイジングをしようと思う可能性もあるなど波はあるのだが、今日のところは己の中の若さを持て余すような気持ちすらある。人とはままならないものだ。

 そしてここ半年でその傾向を振り返ってみると、波を描きながらもやはり、老いを受け入れ始めている自分が勝っているようにも思う。
 非常にぼんやりとモヤモヤしている感覚なので、こうしてとりとめもなく記述するのがせいぜいだが、こうした「彷徨いゆく日々」がハッキリと伝わる文字や作品となって語られる日も、あまり遠くないように思えてくる。

 モヤモヤと続けつつも「人は、自分は、この時代をどう幸せに生きるか」というnote当初からのテーマは1ミリのブレも生じず続いている。
 幸せと老いもまた関連の深いことであるようにも思うが、肉体的にままならない状況となる一方で、精神的には穏やかになる一方である。

 少し前の時代(自身の親世代や、やや下の世代)は、肩を寄せ合って感情を振るわせてという時代であったようにも思う。そうした時代の雰囲気を若かりし頃に体験しているおっさんは、若い時代は随分と感情的にグラグラと揺さぶられたように思う。あの当時から自分自身、感情的になることは好きではなかったのだが、あらゆる手段で揺さぶって感情を引き出そうとしてくる周囲や世間は、誠に生きづらかったようにも思う。

 少々話が逸れたが、かくも老いによってその揺さぶりも、自身から湧き上がってくる感情も、かなりコントロールが効いて穏やかになったように思う。
 感情を液体に例えると、激しく波打って動き回るかどうかのみを人間性と捉えるのは、あまりにも一面的にも思う。
 液体の温度、粘度、色、濁り、その個人の持つ液体の保有量、光を通した時の変化、別の感情を注いだ時の変化、その心が注がれている器など、色々な見方があるように思う。
 本当はそうした多面的な判断で人間性を吟味しなければならないと思う。尤も、その考えが当たり前だという人にはなかなか出会えないものだが。。。

 今月は、自身のそうした穏やかな変化や、感情の捉え方、付き合い方、人と人とがどういった関係になっているかの考察、新年度を迎えて少々経った頃の悩みや、周囲の忙しそうな雰囲気に触発されたような記事が並んだように思う。

 世の中のほんの断片、数ある観点のなかのごく一部ではあるが、過去現在の事例を捉えて、長いものでは全7回の論考まで書いている。
 先月は「窓際」シリーズが多かったが、今月は「彷徨」シリーズが多くなったのもそのためであるように思う。
 自分自身、そして季節や周りの状況によってもnoteの内容は案外変わるので、毎日続けて振返ってみるのも案外楽しいものだ。

 さて、もっとグダグダ書きたいなとも思ったのだが、あまりにもとりとめが無いので、今思いついたネタは次回(明日の原稿)に書き連ねることとしたい。今日のところは振返り記事であるから、今月の投稿内容を振り返ってみようと思う。


<彷徨うおっさん 23回分>
物を無くしやすいおっさんの欠点との向き合い方(全5回)
原因不明のもやもや(全4回)
怒るじじいと泣く女(全4回)
分断する男女(全7回)
オタクの体臭がキツイ理由(全3回)

 物を無くしやすいのは病気の可能性もある。おっさんの場合、重要なものは無くす頻度が勿論低いのだが、それでも全体として目に余るような気がしてならない。こうした欠点も工夫しながら生きることでどうにかしようと思って、立て続けに大事なものを無くした今回のタイミングで執筆、公開したのが本稿である。
 ここで言いたかったのは、無くしもの発生のような不幸に際して、よくある誤りとしての「スピリチュアル的な理由付け」や「人の意識に任せた解決法」についてである。
 曰く、そのアイテムが自分に必要がなくなったから出て行った、身代わりになった。曰く、メモを取れ、チェックシート作れ、ちゃんと意識しろ。
 どちらも根本的な解決にならない、気休めや責任逃れの屁理屈である。無くしものの具体的な対策も書いたが、おっさんがハッキリ断言したかったのはその点である。

 心の具合が悪くなるのは、誰しもよくあることと思うが、何故調子が悪いのか分からない場合も案外あると思って考察。
 そして、本当は注意深く自分の心を観察したり、前後関係から原因の推察は可能だよと言う旨の話を本稿でしたと思う。
 これも同じく、憑き物の仕業だとか、運や気の巡りがどうとかはNGな考え方だと述べている。
 また同時に、他人が勝手に決めつけた下手で単純なアドバイスをごり押しするのもNGとも述べた。
 心の問題は自分にしか分からない。だから自分で冷静に探りましょうと、そんな話をしたと思う。

 怒るじじいと泣く女は、感情的な人の実態を晒した暴露系記事に近い内容だったと思う。
 冗談だろう?と思ってしまう感情的なお人は後を絶たない。彼らは自分では正しいと考え、一生懸命なのかもしれないが、
 客観的に観ると、開いた口が塞がらない、滑稽、迷惑といった話になる場合が殆どだろう。
 かくもこの記事で自身と周囲を振り返ったり、読者が何かをつかめないかなとグダグダ書いた。

 分断する男女は世の中のバイアスについての語りが個人的には骨子の部分。
 彼女が欲しいとか、結婚したいとかいう気持ちはいいおっさんになって大半は消し飛んでしまった一方で、過去を振り返り、プロットし、世間に漂う思想のバイアスを捉える冷静さを、現在のおっさんは手に入れたように思う。
 よってその目線からの私見を述べた。長い上に賛否両論あると思うが、割といい論考だという自負ある。

 最後のオタクの体臭については、カードゲームショップやイベントなどで常々問題になっていることだ。
 問題は体臭自体のはずなのだが、臭いと言われたオタクは差別だと随意反射して怒って話が見えなくなってしまう。
 また、風呂に入っていないとか、服が生乾きだとかいう信ぴょう性に乏しいことを、アンチオタクや臭いに敏感な女性達が決めつけて騒ぐという、なにやら感情の応酬になっている状況が好ましくないと思って考察したものである。
 要は、この刺激臭は多分病気なんだよという結論だが、そうなると怒っている場合ではないだろうということを、第三者的に指摘させてもらった。


<資格いおっさん 全5回分>
フォークリフト技能講習
車両系建設機械技能講習
技能講習取得優先度ランキング(全3回)

 今月は技能講習2つと、技能講習ランキングというかなり緩いラインナップ。
 あまり語ることはないが、技能講習は安全衛生に関わる事なのだから、甘く見ないでしっかり受講し、一人でも死傷者の数を減らしてもらいたいなと繰り返し述べたいところ。
 技能系の仕事は、土方だとか、底辺だとか馬鹿にする人もたまにいるが、自腹で大量に取ったおっさんだって、かつては命がけで現場作業していたのだから、好き放題行ってほしくない気持ちはある。
 資格の紹介ではあるけれど、現場の安全管理についてもっとみんなに知ってもらいたい気持ちでの執筆でもあった。


<読了のおっさん 全2回分>
あかね噺
海皇紀

 最後は漫画。今月は2作品と、数量的には不作だが、内容としては充実。

 あかね噺は最近の作品であるが、名作と思う。落語がテーマの漫画作品は少ないが、落語に興味を持つ入口としてはとても良い作品に思う。

 海皇紀は完全におっさん好み。おっさんにとっては殿堂入りとなる名作の一つだが、あまり評価されておらず勿体ないとも感じた作品でもある。
 45巻もあったが一挙に進めてしまった。本作は友人のナオチャンや、川原先生の別の作品(龍帥の翼)は友人のガッサンにも見せた。
 評価は分かれると思うけど進めたくなるぐらいおっさんの好みの作品・作者である。

 これら2作品読了記録の裏で、以前レビューした作品の最新刊、次回読了記録の候補となりそうな作品もボチボチ読んでいる。
 フリーレンや修羅の刻の最新巻は相変わらず面白かった。よふかしのうたの結末もえがった。

 近日読了記録するが、今読んでいるのは、女性向けのファンタジー作品から男性向けのエロと暴力まで相変わらずチョイスの振れ幅は広い。
 来月はもうちょっと紹介が増えるかな? 趣向を変えて漫画語りするかな? 

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