フリーランスから再就職の活動をしてみての感想
お疲れ様です。小西です。
2022年末に独立して以来フリーランスとして活動をしてきたのですが、最近転職活動をして8月から会社員に戻ることになりました。
転職活動は2021年4月にnoteに入社する時以来なのでほぼ3年ぶりでした。
フリーランスからの会社員、PMとしてある程度経験を積んでの転職活動と過去の転職と比べても変化を感じる部分があったので記録として残しておこうと思います。
フリーランスからの再就職
今回の転職の大きな特徴の1つはフリーランスから再度会社員に戻るものだったことです。
まず前提として独立をした理由には、
・より自由と責任を背負う生活をしたい
・より多くの現場、プロダクトに関わりたい
というものがありました。
実際、1年半強のフリーランス生活の中でビジネスマンとしてかけがえのない経験をできたと思っています。
繋がりを作って顧客の課題を理解し自分ができることを提案し値付けをするというのを生活がかかった状態でするというのはかなり貴重な機会でした。
一方で、1つの現場に関わる期間が短かったり深い課題に入りにくかったりとPMとしての成長ややりがいを得にくいというのを課題だとも思っていました。
正直これ自体は独立した時からある程度自明だったもので、多くの現場に関わったりアドバイザリー的な仕事を経験できたりすることとのトレードオフではありました。
薄く広くの経験をある程度した上で、やはり情熱を持てる組織やプロダクトに対してディープダイブするのがキャリア的にも必要だし自分の働きがいにも合っているのだなと思い、再就職を考え始めました。
実際、選考の中では大きな成果を挙げた施策や深く重い経験について取り上げて話すことが多く、結局正社員時代の経験が活きたというのが皮肉にもありました。
そういった経験を求めて転職活動を始めたし実際企業が求めているのもそれだったので、このことに早く気づけたのは本当に良かったなと思います。
PM経験者としての転職活動
独立を除いて過去に2回の転職を経験しているのですが1回目は未経験のエンジニアとして、2回目はエンジニアから転身して1年程度のジュニアPMとしてでした。
現時点でPM歴は4-5年程度になっており、ある程度経験のある人として転職活動を行うこと自体は初めてでした。
媒体としてはリファラル、各種求人サービス、過去お世話になったエージェントとを併用していました。
ファネルで言うと
・スカウトや求人提案は受けきれないぐらいくる
・書類選考では落ちない
・選考は一次から最終まで色んなところで落ちる
・内定は数社
というものでした。
ミスマッチの可能性がある以上選考はただただ通過すれば良いというものではなく、内定についても数ではなくマッチする1社と縁があるかが重要であるというのを理解はしていますが、思っていたより苦戦したというのは正直な感想としてあります。笑
「経験のあるPMは採用市場において希少であり引く手数多である」というような言説はよく聞きますが、あくまでそれは声掛け段階の話であってどの会社さんも選考はちゃんと厳しく実施されているということですね。
振り返ると志望度や事業への解像度が高い企業ほど選考通過率が高かったので、直感めいたものもかなりマッチングにおいては影響あるなと思いました。(テキトーに受けた企業があるわけではないです)
幸い第一志望の企業から内定をもらえたので上出来すぎる転職活動だったのですが、「世の企業がどのようなPMを求めていて自分の素養はどこまで満たせているのか」というのを学べたこともかなり価値がありました。
自分はエンジニア出身かつグロースフェーズの経験が多いので、それに近い環境だと経験を活かせることが多い一方で、0→1などで事業開発などの要素が加わる現場ではあまり評価されないなというのがスキル面での学びでした。
マインドやキャラクター面は相性の要素が強く相手方がどう受け取るかの話でしかないので特に考えておらずいつもありのままでやってきたし今後もそうするつもりです。笑
ということで、今回の転職活動のことを簡単に振り返ってみました。
業務委託の案件は始めるのも終わるのもあっさりだったので転職活動はかなり大変に感じました。
時間をかけて深く重い仕事をすることの価値、面白さを認識できたことが最大の収穫なので次の現場ではそれを胸に頑張ろうと思います。
また8月になったら入社エントリも書くと思います。
まずは7月のモラトリアム期間をエンジョイして、8月からは全力で働こうと思います。引き続き頑張ります。
終わり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?