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虫嫌いを克服させる千本ノック 13本目 モリチャバネゴキブリ

ゴキブリといったら、みんなすぐギャーってなるけど。それどころかゴキブリとすら発音するのがイヤで、Gと言ったりするけど(以前、NHKのあさイチでもゴキブリ特集したとき、ゴキブリと言わずGと言ってた)。

飲食店なんかでもちょくちょく目にするチャバネゴキブリはなかなかかわいいぜ。

チャバネゴキブリという名をはじめて知ったのは、『悪者にされた虫たち』だと思う。

いかんせん、子供のころはいかに虫好きの私でも蛾とゴキブリのページは開けなかったのだ。だから、チャバネゴキブリというのも知らなかった。オオゴキブリは妙に記憶に残っていたから、ちっちゃいチャバネゴキブリのインパクトが小さかったせいもあるかもしれない。

この『悪者にされた虫たち』、2階の埋もれた本棚にあると思うので、ちょっと今はすぐに出せない。

読んだところ、記憶では、飲食店で見かけても、退治する(つぶす、だったか?)気にはちょっとなれないというようなことが書いてあったと思う。以来、見てみたい虫の一つになっていた。

その願望がいつかなったのかは忘れてしまった。

さて、ここまで読んで、あれ?と思った人は、なかなかスルドイ。

今回の主役はモリチャバネゴキブリではないのか?チャバネゴキブリと違うのではないか?と。

その通り。

飲食店でよく見るのがチャバネゴキブリ、雑木林でよく見るのがモリチャバネゴキブリ。

しかし、この区別、どっちがどっちか私もよく忘れてしまう。なので、備忘録も兼ねて、ここに記す。

例えば、この愛読書に書いてある。

見分けるポイントは、背面の黒い2本のライン。

線が太くて近いのがモリチャバネゴキブリ。

比較しないとわからないけどね。

写真は、太い方。モリチャバネゴキブリね。

最新の図鑑、『学研の図鑑 LIVE 昆虫』にもモリチャバネゴキブリとチャバネゴキブリの違い、わかりやすく出ていた。

翅は金色に輝き、綺麗でしょ?茶翅というより黄金(コガネ)ゴキブリとかいう名前にしてほしかったなあ。

言われなければ、これ、ゴキブリって気づく人、少ないんじゃないかなあ。

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