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虫嫌いを克服させる千本ノック 52本目 マルタンヤンマ(Martin蜻蜒)のメス

突然だが、あなたは若いと熟女、どっちが好き?

これについては衝撃的な体験があったが、それは別の機会に性なる話で書く。

以下は、一昨日のトンボ祭り、具体編だ。

もちろんマルタンヤンマのメス編ね。

オスを立て続けに2見たんだけど、ここではパス。さらにネアカヨシヤンマも。これもパス(写真は撮ってるよ)。さらにまた別のマルタンヤンマのオス。それを撮った3分30秒後、ついにメス。

下切れちゃった。それだけでなく、言語化していないが違和感があった。

フラッシュなし。

再びフラッシュ。

美しい。翅が美しい。傷が少ない、というか、ほとんどない?

期せずしてまたその3分20秒後。別のメス。

前のメスに比べて、傷んではいるが、これぞメス!

これぞマルタンヤンマのメスだ。

なかなかこの周辺がね。クモの巣もあったりして、生活感あるよね?

この茶色い翅がまたいいよ。

はじめてマルタンヤンマ(と思われるトンボ)を見たとき、翅が茶色い、でっかいトンボが池の向こうからこっちへ飛んで行った!と驚嘆。図鑑で調べたがよくわからなかった。

当時、トンボに関しては何でも聞いて何でも教えてくれた掲示板があって、そこで「茶色い翅で大きいトンボ」のことを尋ねたんだ。そしたらマルタンヤンマあたりではないかと教わった。

それでマルタンヤンマととあるキーワードを入れてググったら、教えてくれた人のホームページがヒットした(笑)。

それでここにマルタンヤンマという今まで全く知らなかったトンボがいることを知る。

この茶色い翅にはそんな思い出がある。

そのまた1分22秒後。また別個体。

翅が美しい、が、茶色くない。そして、まだ違和感が自分では言語化できていない。

3個体のうち、真ん中の茶色い翅の個体だけがほかの2つと違うところ、他に分かる?

フラッシュを焚かずに撮るのは、きっとその違和感を無意識が感じ取ってるからだろうな。

良くも悪くもフラッシュしたほうが、マルタンヤンマはメスもオスも美しい。

そのジャスト8分後。

うーん、美しい。でも、なんか違う。美しいんだ、美しいんだ、今までこんな美しいマルタンヤンマのメス見たことないかもしれないくらい美しいんだ。でも、なんか違うんだ。

その1分48秒後。さっきと同じメス。

これぞマルタンヤンマのメス!と思った個体。しかし、翅が疲れてる…。

これを撮った直後、あるいは直前か、会話が聞こえてきた。それ以前から彼の掲示板では交流があり、初めてその人と認識したのは13年と約2ヶ月前、オオヤマトンボの羽化を初めて見て、撮ったときだ。不思議と、なんとなく彼だとわかったのだ。会話の相手はこれまた交流のある某氏だ。

「若い個体はフラッシュしたとき眼の色が灰色なんですよねえ」

それかーーーーーーーーーーー!!!!!!

なんで今までわかんなかったんだ。

今まで若いメスを撮ったことがなかった(認識している限り)。いつも、もっと翅が綺麗な傷んでいないのを撮りたいなと思っていた。

だから、翅にばかり意識が向いていて、複眼の写り方が違うことに気づかなかった。目には入っているけど、意識に上らなかった。見えているけど、見えていないという状態だ。

翅の色も茶色くないなともわかっていなかった。ただ、翅脈が美しいなとそればかりに意識が向いていた。

ああ、スッキリした。

改めて問う。あなたは若いと熟女、どっちが好き?

私の答えは……。

おまけ。

この日最初に見たマルタンヤンマのオス。

眼の色が淡くて、おそらく若いオス。最初撮ったとき、あれ、マルタンヤンマのオスだよね?と違和感しかなかった。他の人も一人同じような疑問を口にしていた。

Twitterでかなりの件数が表示されたので、あとから追加になるけど、ここにもリンクはっておく。

7月9日に撮ったオス。

おまけ2。7月9日に撮ったメス。

#300ミリレンズ最近接

マルタンヤンマ、やはり最高!

女好きの俺だが、マルタンヤンマはやっぱりオスが好き♡

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