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いつの間にかオリオン座が見える季節になっていた。

家に帰ってきた22時半過ぎは雲が出ていたので、夜の積雲を撮るのも乙だなと8-25mmレンズにして0時過ぎに 屋上出たら、ありゃ、けっこう晴れてる。雲は南の地平線近くしか見えない。

あっかるい!のは明らかに木星だが、他に見えるのは…あ、オリオン座が見えるわ。

25mm F1.8のレンズにチェンジ。35mm判換算50mmの標準単焦点レンズでかつ手持ちで一番明るいレンズ。

星座を手軽に撮るのにもけっこういいんだ、これ。

再び屋上に出て、東に見えるオリオン座に向け、ピントを合わせる…とそのとき、オリオン座を右から斜めに横切る流星!

あっという間に、文字通りだが、流れて消えたよ。

かまわずシャッター押したら、撮れてたかなあ。

オリオン座流星群の極大期が間もなくだから、ちょっと屋上に出てみたってのもあるんだけど、まさかフライングでファインダー越しとはいえ、流れ星見ちゃうとはなあ。

オリオン座の1等星よりずっと明るかったよ。肉眼でも普通に見えたはずだ。

もっとも液晶越しの方が、動きが若干カクカクする分良く見えたのかも。飛んでいる昆虫を見ているときによく体験することだ。

あ、で、三脚一切なし、手持ちで撮ったり、手すりや屋根に置いて撮った夜空の数々。

手持ちの場合、ひじを壁につけるなどしてある程度固定の補助にしているものもある。

最初に撮ったオリオン座。

シャッター速度1/6秒 ISO6400

オリオン座は条件若干変えながら撮ったが、それらは省略。

次に木星を撮る。手すりにおいて、シャッター速度5秒、ISO1600で。

左の粒々はプレアデス星団(すばる)だな。念のための確認で今日のほしぞら飛んだら、木星と昴(先日亡くなった谷村新司に敬意を表して和名を使おう)の間に天王星もあるようだ。木星と昴を結んだ線分の中点よりやや下側らしい。…どれがそうかわからん。

そもそも天王星って見えるのか?…ってことは、少なくとも写真に写ることは以前知った。

もう1年近くたつんだな、あれから。

まあ、天王星にこだわりはない。

それより、木星の衛星、ガリレオ衛星がこのレンズでも写っていることが感動したわ。

クッキリではないのだけど。

ちょっと拡大しようか。

まるで土星の輪っかのように見えるけど、木星にも輪っかはあるけど、これはあくまでガリレオ衛星4つのうち、2つ、もしくは4つがいくつか重なって見えたもの。

もう1回オリオン座を撮ったのち、

北の空へ目を転じる。

北の屋根(南寄りも角度が急)にカメラを置いて、シャッター速度2.5秒で撮ってみた。

何が写ったのかわかんない💦

仕方なしにカシオペヤ座を撮る。

転々と明るい星が見える。これらはアンドロメダ座だよなと思いながら適当に撮る。

写ったの見て、あ、そうかと気づく。画面ほぼ中央のややぼんやりしたのがアンドロメダ大銀河。『銀河鉄道999』で星野哲郎がメーテルと一緒に目指したところだな。

最後にカシオペヤ座とアンドロメダ座(の一部)を。どこがアンドロメダ大銀河かわかるかな?

カシオペヤ座もね、あまり星が写りすぎると、あれ、ここ?と自信がなくなったりもするのだよ。

やっぱり、ちょっと、映りすぎるカシオペヤ座撮ってくる。フォーサーズの50mm F2.0のマクロレンズで。

やばい―楽しすぎる―

オリオン座から攻めてしまった。ちょっとブレたけど。

オリオン大星雲を含む小さい3つ星、肉眼じゃここまで見えんだろ。

撮らなかったけど、さっきは見えなかったおおいぬ座のシリウスも見えるよ。こいぬ座のプロキオンも。

木星。変な形になったけど。

明るいディスプレイだときっとわかりづらいカシオペヤ座。

この辺だろうと適当に撮ったら写ってる(つまりうちの屋上からでは肉眼ではわからん)アンドロメダ大銀河。

ひょえ~~0時ちょいに寝るはずが、1時40分になってしまった!

だって楽しいんだもん!しかも、今日、全然寒くないし。それでこんなに星見えるのはなんと贅沢なことか。あ、あと、月も昇ってない。

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