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真夜中のクマ シリーズ

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夜中、小腹が減って台所に行くと、クマが……
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#小説

まぐわい

 夜中、小腹が減って台所に行くと、クマが冷蔵庫とまぐわっていた。まぐわうというのはつまり…

森の歌

 夜中、小腹が減って台所に行くと、クマが歌っていた。  その歌は雄々しくもどこか物悲しい…

月のクマ

 夜中、小腹が減って台所に行くと、クマが冷蔵庫を漁っていた。どうやら罠に掛かったようだ。…

クマ専用

 夜中、小腹が減って台所に行くと、冷蔵庫が二つあった。はてと少し考えてから、一つはクマ専…

二つの冷蔵庫

 夜中、小腹が減って台所に行くと、クマはいなかった。ほっとしてから、なぜクマなんかがいる…

真夜中のごちそう

 夜中、小腹が減って台所へ行くと、クマが困っていた。冷蔵庫を漁っていたのだが、ろくなもの…

クマの夢を見る

 夜中、小腹が減って台所に行くと、クマが冷蔵庫を漁っていた。驚いた。それが目覚める直前まで見ていた夢と同じだったからだ。 「あ、また来た」  驚きで固まっていると、クマがぼくを見つけて言った。どうやらクマにとっても既視感のある状況らしい。というか、なぜクマが喋るのか。 「もしかして、これって夢?」  クマが話すなんておかしいと思いながらも訊かずにはいられなかった。するとクマは、 「ウン、夢だよ」  とあっさり答えた。さらに「ボクのね」と付け足す。どうやらこれはぼく

牛になったクマ

 夜中、小腹が減って台所に行くと、クマが冷蔵庫を漁っていた。  秒で喰われた。  だから今…

真夜中のクマ

 夜中、小腹が減って台所に行くと、クマが冷蔵庫を漁っていた。 「クマ!! なんで!?」 …