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私の夫 #7

突然だが
私はとてもつまらない性格というか
なんとなくご存知の通り(知らないか)
ありふれた割りとネガティブ人間である

よく笑うがよく泣く

そして人生は我慢大会とか人気者選手権みたいな捉え方をしている節がある

頭ではもちろんそうでない事はわかっていて
我慢ばかりする必要はないし
人気者が偉いわけでもない

そもそも人生というものは
人と人を比べて偉いか偉くないかとかではない

ただ御多分に洩れず
なんとなく優劣をつけたりそういった事を気にしたりしてしまう

その点私の夫は
(本当はどう思って生きているのかは知らないが、少なくとも私の目から見れば)
人生を”自由研究”という感覚で生きている気がする

シンプルに彼の尊敬している所である
努力をしても私には多分そんな感覚では人生を歩めない
今からどう頑張っても世界を股にかけるような野球選手にはなれないのと一緒だ
生まれもったものや、生きてきた過程で身に付いた得手不得手。

だからこそ夫と結婚したのだと思う

私は悲しい出来事があれば慰めて欲しいが、夫は慰め方が絶望的に下手だし

寂しいと思う事がしばしばある私に対して、生まれてこのかた寂しいと思ったことがないと言う夫(まじかよ)

怠惰な生活態度が生理的に無理な私と、何もない休日はただただひたすら怠惰に過ごそうとする夫


凸と凹がうまく合致しないことが多い我々


このまま不妊治療が実らなければ離れ離れに生きるのもありだと話し合ってから10ヶ月
とりわけ何かあったわけではないが
うまくいかなかったとて、その選択肢を選ぶのに躊躇いが出てきた最近である
あ、いや、もちろんそもそも躊躇いがなかったわけではないが。
より、という話。

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だがしかし私はどうしても京都に住みたい気持ちを諦めきれないのであった

ふぅ

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