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本の海を空にする大作戦⑦

こんにちは。
此島このもです。

近頃ますます日が短くなってきましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私の住んでいるところはこの頃ようやく雪が積もり始め、銀世界となりました。

私は普段は、雪なんか降らない方がいい。除雪はしなくて済むし道路も滑らないから。なんて言ってるんですが、やっぱり降らないと寂しいものですね。一面真っ白な景色を見てほっとした気持ちになりました。

我が家の猫も、窓の外でちらちら暴れる小さく白い欠片が気になるようで、身を乗り出して観察しています。たまに手が出て窓にてんてんと小さな肉球のあとがついていたりして、可愛くて掃除ができません。

さて、それでは私の大量の本を読みながら片付けていく記録、今回も綴っていきますね。


27冊目『式の前日』

短編漫画集。ジーンとくる話が多い。どんでん返しというか、驚きのある話もあって楽しい。特に表題作には普通に騙された!
好きで長く所有していたけど、今はそんなに読み返していないので手放そうかな13冊目。


28冊目『てのりくじら』

歌集。大学生の頃すごく好きでよく読んでいた。この歌集の痛々しい感じとか、皮肉っぽい感じ、でもすこし熱血なところもある…そういう要素全てが若い人向けな印象がある。「ウォークマン」とか若者は知らないかもしれない単語も出てくるけどね。
思い出深いのでとっておく15冊目。


29冊目『ドベとノラ』

Twitterでこの漫画家さんと出会い、茶々ちゃん(2巻に出てくる保護犬)の可愛さにメロメロになり購入したこの本…めっちゃ良かった!!!それぞれのワンコに宿る個性がおもしろかわいい。でもそれだけじゃなくてすごく詩情を感じた。

休日の朝
犬がいないと起きない時間に起きて
犬がいないと買ってない服を着て
犬がいないと買ってない靴をはいて
犬がいないと買ってないバッグに
犬がいないといらない物を詰めこんで
(後略)

ヨシモフ郎『ドベとノラ 犬がくれた優しい世界』49p

詩じゃん!!!!!!
他にも犬のくれる何気ない日常の豊かさがたくさん描いてあってスーパー良かった。文句なしのとっておく16冊目。(病気のワンコとのお別れもあるのでそういうのが無理な人は読まない方がいいです)


今回は少ないですがここで終わります。
ありがとうございました🎄

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