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人を案内するときに意識すること

協力隊という仕事柄や、ありがたいことに友人が鳥取に遊びに来てくれることも多く、琴浦・鳥取を案内することがあります。
案内した後、また来たい!いい時間を過ごせた!と話してくれる人が多いです。(もちろん世辞もあるとは思いますが)
じゃあなんで、そう思ってくれる人が多いのか、案内するときに意識していることと合わせて考えてみたいと思います。

案内される側:人に会いに来てる

協力隊の仕事で案内する人や友人は、観光名所を見に来たわけではありません。
協力隊の仕事で案内する人→琴浦に来るきっかけのプログラム
友人→私
が琴浦に来たきっかけです。
そのため、そもそも案内される側も観光名所を見るのが目的ではないという前提があります。

案内する側:私が案内するのは観光名所ではなく、私が暮らしている町と人

リクエストがあったらいわゆる観光名所にも一緒に行きますが、私から観光名所に案内することはあまりありません。
だって別に私が案内しないでも行こうと思えば行けるし、私が紹介したいのはそこじゃないから。
私が紹介したいのは、私が暮らしている町にいる素敵なおばあちゃん・面白い取り組みをしているお店、などのこちらにきて刺激をもらった人達。
「人」です。

その人の価値観・思想に刺さりそうな人は誰か

でも鳥取に来てから出会う人みんな面白い人ばっかり。
でも案内できる時間は限られている。
なので、来る人に合わせて、この人に今刺さることをしている人は誰だろうと考えます。

観光だとその人の趣味・好きなものに刺さりそうなところを案内するけど、暮らしを案内する時はその人の価値観・思想に刺さりそうな人を案内する。そしてその人と話したり、同じ時間を過ごしてもらう。
そうすると、普通の旅行と印象に残る部分が違うから、「何これ鳥取面白くね?」ってなる。

人と人が繋がって、次の化学反応が生まれるお手伝いをするのが好きということもあり、誰と誰が繋がったら面白そうだなーっていうのは考えながら案内しているなと思いました。


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