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地域おこし協力隊になろうと思ったわけ

小さい頃から空想することが好きだった。ハリーポッターを読んでいたときは11歳になったら私の元に手紙は来るのかドキドキしながら待っていたし、遊牧民の生活に憧れていつか私も遊牧民生活を送る!と思っていた。(遊牧民生活はほんとにしたくて親に話したら全力で止められた)

多分自分の知らないものを知ることが好きなんだと思う。知的好奇心旺盛で、世界一周している人のブログ読むのとかも大好きだった。

だからいつか自分も世界一周するものだと思っていて(その夢は今もある)そのための一歩としてまずは休学してデンマークに留学しようとしていた。

その夢の第一歩を踏める!って思った時にコロナはやってきた。

去年の私は腐っていた。クサクサの草だった。留学は延期だし家にいても何もできないし、就活しようにもスタートダッシュ遅れたしやる気ないし、毎日ずっと寝て過ごしていた。

流石にそんな自分に嫌気がさして、去年の冬、弾丸で青春18きっぷ旅をした。国内一人旅は初めてだ。

旅をしていて驚いた。日本にはまだまだこんなに知らないことがあったのかと。私はもう日本のことは知った気になっていて、飽きて海外に行こうとしていた。だけれども地方には色んな挑戦をしていて面白い人が沢山いた!私にとってそれはカルチャーショックだった。

思えば、中高は進学校でいい大学に入ることこそがいい人生に繋がるということしか教えられてこなかったし、大学も周りは実家住みの人が多く、地方出身者はいなかった。地方について知る機会が教科書上か観光で行くときしか無かった。

協力隊になろうと思った理由は色んな要素があって決めたけど、一番は知的好奇心が刺激されたからだと思う。地方の人たちの暮らしや考え方を知りたい!日本のことをまだまだ知らないのに海外に行って日本代表の顔なんかできないぞと。

結果的に毎日が刺激的で東京にいたままだったら得られなかった経験を沢山している。それと同時にこの気持ち、経験を私独り占めしたままではなく、もっと色んな人に知ってもらって地方のイメージを180度変えたいという気持ちがむくむく大きくなってきた。地方、面白いぞと。

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