見出し画像

アフリカ・タンザニア体験記②

私は、20歳の時にアフリカのタンザニアに1カ月間滞在しました。
なぜアフリカに行こうと思ったのか?その経緯は前回の記事で記載しています。
20歳で経験した、初めてのアフリカ

前回に引き続き、タンザニア滞在中に書いていた日記の内容を、備忘録までに、原文のままここに転記していきます。
これからアフリカに行くことを検討している方や、アフリカに興味のある方に、何かしらお役に立つことが盛り込まれていたら嬉しいです。

2005年7月14日19:15 の日記
(トランジット先のムンバイ行き飛行機の中にて)

友人Yに借りてきた「LOVE&FREE(高橋歩著)」をもらってしまおうと決める。ごめん、Y。でも、ありがとう。
バックパックから取り出した時に、ちょっと破けちゃったしさ。いいよね。
Yには新しいのをプレゼントしよう。うん。
今、中盤くらいまでこの本を読んで、先に進めなくなってしまったんだ。

 ”オマエハ ナニガ ホシインダ?
 それに答えられない人は、旅を続けられないぜ。”


それに答えられない自分は、ページをめくることができない気がした。
自分は、何を求めてタンザニアに行くのか・・・。
むこうで無能すぎる自分に出会ったとき、一番聞かれて痛い問いかけかもしれない。少なくとも、現地の人たちは、そーゆう風に疑問を抱くんじゃないの?

オマエハ ナニガ ホシインダ?

見て感じたいだけなんだよ。知らないことが多すぎるから。
聞いて分からないことたくさんあるから。肌で感じたいだけ。
そこから何かを考えるきっかけが掴めるといいって、そう思ってる。

じゃあただの好奇心と変わらないじゃん?

そうかもしれない。

ずいぶん贅沢だね?私たちは自分が知らないものを知りたいと思っても見に行けないんだよ。

そうかもしれない。だけど、私は幸せなことにチャンスがあるんだよ。
その幸せを有効利用すべきだと思うんだ。見に行けるなら、行かないよりはずっといい。何も知らずに、毎日自分のことだけでいっぱいいっぱいになっている自分よりも、ざわざわ高いお金払って、贅沢にも現地の人と接触している自分の方が、上位に位置してると思うんだ。
そんな自分を現地の人はどんな目で迎えるんだろうね?
でも、信じることをやるしかないじゃん。
私は、見に行きたくて、感じるココロが欲しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?