宅建士 ”不”合格体験記

昨日は宅建士の合格発表がありました。
そこに私の番号は…ありませんでした。
一生懸命勉強しましたが、合格できませんでした。

そこで、わたしがなぜ宅建士を受験しようと思ったのか、また、なぜ合格できなかったのか、自分なりに分析していたいと思います。

1. なぜ宅建を受けようと思ったのか

理由は大きく2つあります。
1つ目は、

育休中に登録販売者試験を受験し、合格したことで、今後の趣味として資格取得を続けていこうと思ったから

2回目の育休になにかを成し遂げたい!と思っていた私は、スーパーで配布されている資格のキャリカレのパンフレットをきっかけに、登録販売者資格を取得することを目指します(このあたりのことはまた後日書きますね)
育休中の勉強で、合格したことで、2021年は働きながらでも何か資格を取りたい!と考えていました。

2つ目は、

転職したいと考えていたため

2021年も何か資格を取りたいと考え、FP2級か宅建士で迷いました。
そこで夫に相談したところ、「FP2級は持っている人が多いけど、宅建士は持っている人が少ないから、宅建士に挑戦してみたら」とアドバイスがあったので、宅建士に挑戦することに決めました!
※夫は3回目の受験で宅建士に合格しています

2.どのような勉強をしたか

3月〜 勉強開始
資格のキャリカレを使用して、映像講義を1周することを目標に、理解していなくてもとにかく映像講義を進めて行きました。

5月〜 初めて過去問に取り組む(1回目)
初めて解いた令和2年10月試験は20点!
50点満点ではあるものの、映像講義を1周しただけで「逆に20点もとれるのか」と前向きな姿勢です。まだまだやれる!と思っていました。

6月〜キャリカレの添削問題(過去問総集編)に取り組む
テキストで調べても全くわからず、調べて提出しても6割しか取れず愕然とする。
この頃から朝勉を習慣化。朝3時台に起きて、子どもたちが起きてくるまで勉強をしていました。

7月〜 このままじゃ問題演習が足りない!と気づき、みんほし(黄色い問題集)をメルカリで購入。
キャリカレのテキストは映像講義がメインで、問題演習は添削問題のみでほとんどありませんでした。
過去問をとにかく解いて、暗記していこう!と思っていました。

9月〜吉野塾の1ヶ月直前スケジュールをひたすら消し込み
1ヶ月で合格を目標にしたスケジュールを、吉野塾が配信してくれていました。
単元ごとになっているスケジュールでしたが、それについて黄色い問題集を解いて行きました。

これ以外にも、Youtubeの棚田行政書士やゆーき先生は家事の合間に見ていました。

3. なぜ不合格になったか 

わたしは自分が不合格になった理由について、大きく分けると3つあると思っています。

①向いていない思考方法だった

宅建士は不動産を扱う仕事。小さなミスも許されません。
また、大きな仕事であるため、仕事に取り掛かってから完成するまでにたくさんのプロセスがあり、多くの時間を要します。
一方わたしは新卒から小売業に勤めており、たくさんの小さなスキルを素早く処理していく能力が求められてきました。わたしはその力については磨いてきましたが、時間のかかる仕事や細かいミスを修正するような思考は身に付けてきませんでした。
宅建士の試験はひっかけ問題が多く、細かいところまで理解し、覚えてないと、正解に結びつかない試験でした。
わたしにはその思考法が向いていなくて、勉強するのも大変だったし、結果として合格できなかったのだと考えています。

②モチベーションが落ちた

試験3ヶ月前に夫の海外赴任が決まり、帯同のため退職することが決まりました。そのため、宅建士を取って転職したいというモチベーションが維持できなくなりました。


③勉強時間を確保できなかった

結局、家族との時間を優先してしまいました。宅建士に合格するような人は土日もしっかり勉強しますが、わたしは家族と遊びに行くことを優先していました。自分の勉強の価値は家族においてその程度なのだと考えてしまっていました。
また、朝の勉強時間も子どもの起きてくる時間に依存するので、1時間しかできないこともありました。
結果、宅建士に合格するために必要な勉強時間と言われる、300時間は、まったくクリアできませんでした。

4.今後の計画

「いつかはリベンジしたい」というのが正直な感想です。
いつになるかはわかりません。
海外滞在中は海外でしか学びたいことを学びたいですし、帰国後も就職するかわからないし、そもそも不動産業に携わるかもわからない。。

とはいえ、単純に不合格になったことは悔しいので、いつかはリベンジしたい。

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