見出し画像

光の存在


昨日投稿した詩↓が使われている写真集について

初めて作るなら自分を撮りたいと思った。
人生という流れの中でも、ここからまたはじまるようなものを作りたかった。


今回撮影するにあたって考えていたことは、「真面目じゃない」ということ。
今まで生きてきて、何か一つでも「真面目」に取り組んだことはあったのか。必死になることはあったし、頑張って来たこともあるけれど、どこか「真面目」にはなれなかった。物事に対する考え方や取り組み方がやっぱり誠実じゃない。足りない私は「真面目」にはなれないと思った。でも、それは問題じゃない。「真面目じゃない」から撮れる写真がある。誠実ではないから、凝り固まったりせず、自由であれる。「真面目じゃない」ことが私にとっては大事で、その先に私が作りたいものがある気がして。そういうことを一つ考えながら撮影をした。


撮り終わったあと写真を見て、思考したことがある。
どんな人間でも苦しさの向こうには
必ず光が待っているのではないか。
これは希望なのかもしれないけれど。写る時レンズの向こう側には必ず光があるから。
この思考を写真集に組み込みたいと思った。


そうして、二つの想いが交差してできた
「光だけは向こうで待つ」
撮影前と撮影後の気持ちが組み込まれるのは、バラバラではなく真面目じゃない私だから。

Instagramに何枚か載せています。
写真集は購入もできます。気軽にお声がけください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?