わすれるな、わたしを
わたしのすきなひとが
わたしのことをすきなまま
わたしじゃないだれかにしあわせにしてもらって
わたしのことをわすれずにいられるように
できることなら、たくさんの花で埋め尽くされた場所に、ゆっくりと沈んでいきたい。少しの光で、その場の花がすべて美しく見えるような空間。そして、美しい花だけが見えて、わたしの顔が見えない空間。彼女のような美しい顔が、意味を持たないように。そうすれば、きっとわたしが選ばれるから。
わかってる。こう考えてる時点で、わたしは終わっていたんだ。
少しでいいから、振り向いてほしかった。わたしのことを知らなくても、わたしと出会うことがなくても、わたしをみてほしかった。わたしの行動が、気持ちが、わたしの頰を濡らしていたことに気づいてほしかった。
あなたには、しあわせになってほしい。わたしじゃない誰かから愛され、愛し、生きてほしい。そしてときどきわたしのことを思い出して、孤独になればいいのに。
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