まずは家計簿をつける

お金を貯めるための一歩として、まずは月の収支を把握することが大切だ。わたしは小学生からお小遣い帳、家計簿をつけてきた。しかし母は全くつけていなかった。母は50を過ぎたのに貯金はほぼゼロ。買いたいものをとりあえずボーナス払いにして買い、給料をすべて使い切っていた。母の老後を思って、自分でお金を貯めなさい、とまずは家計簿をつけるようにした。やる気が起きるまではわたしがつけているのだが、予算の振り分けと月末の見直しは必ず一緒に行っている。

家計簿をつけるようになってわかるのは、別に必要のないものをたくさん買っていたということだ。そして、どれだけ自分がお金を使っているのかということを自覚することができる。母にはボーナス払いをやめるよう伝え、できる限り月々の給料でまかなうようにしてもらった。すると、月々の貯金はまだ難しいが、ボーナスでもらったお金を貯めることができるようになり、貯金ゼロだった母が貯金100万円を達成した。

貯金をするためには、まず月の収支を把握するために、紙でもアプリでも、家計簿をつけることが大切だと改めて感じた。そして、月末に支出を見直し、削れる部分を確認する。貯金ができていない人は是非一度試してみて欲しい。

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