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0018【無力である自覚】

皆様おはようございます🌄😊💖

今日は令和3年2月18日木曜日、
紀元2681年(西暦2021年)如月、
旧暦1月7日、雨水、春七草。

二十四節気の「雨水」とは、
降る雪が雨へと変わり、
雪解けが始まる頃のことで、
農耕を始める時期の目安、
とされているそうです。

季節の移り変わりは、
人間のご都合に関係なく、
自然の摂理に則って、
粛々と淡々と、

時には優しく、
恵みをもたらし、

時には激しく、
大地を変えることもあります。

この大きな自然に比べれば、
人間の力のなんと小さく、
無きに等しいかと思います。

ちっぽけな人間で、
無力だということは、
決して卑下している言葉ではなく、

その自覚が、
大切なのだと思います。

ともすれば人間は、
過信してしまう傾向にあります。

肥大化した脳が、
人間に幻想を抱かせるのです。

私達はいつの間にか、
科学信者になってしまい、
この世界のことは、
何でも人間様が、
コントロール出来ると、
勘違いしています。

本当は、
この世界のことを、
科学が解明しているのは、
ほんの僅かです。

自覚しなければいけないのは、
私達は知らないだけでなく、
無力だということです。

全ての人類を、
救うことも出来なければ、
苦しんでいる人の身代わりにすら、
なることも出来ません。

自分の命を誰かの寿命に、
付け足すことも出来なければ、

昨日を明日に、
変えることも出来ないのです。

そんな無力な人間にも、
出来ることはあります。

親は、
子供に代わることは出来ないけれど、
見守り支えることは出来ます。

病の人の代わりにはなれないけれど、
手を握って心の支えにはなれます。

無力であると、
謙虚に受け入れた時、
人は無限の力を、
発揮するのかもしれません。

力むことなく、
誤魔化さず、
虚勢を張らずに、
ただただ出来ることを、
出来るようにする。

自分のことを、
無力だと知っている者だけが、
折れたり壊れたりせずに、
無力さにとどまり、

無限の愛を、
行動に移すことが出来るのです。

無力であると自覚するには、
真の強さがなければ、
出来ないのかもしれません。

今日の一言、
「無力である自覚」。

気負わず肩の力を抜いて、
無力である自分を、
愛おしみましょう。

それでは今日も一日、
皆様御機嫌よう😊💖

#今日の一言

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