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#このひだより

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インタビューギフトサービス「このひより」からのお便りです。新着情報や、運営チームの想いについて定期的に発信しています。
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インタビューギフト「このひより」正式版リリースのお知らせ

「大切な記憶を、言葉に。」 そんな想いで2020年にスタートした「このひより」は、大切な人の忘れたくない記憶を言葉にし、本として贈る“インタビューギフト”のサービスです。 3年に渡るβ版期間を経て、本日2023年1月10日より、正式版サービスをリリースしました。今回のnoteでは、改めて「このひより」のサービス内容をご紹介します。 「このひより」とは一緒に思い出を振り返りたい方や、この機会にゆっくりと想いを伝えたい方への贈り物として。あるいは未来の自分に、今ある気持ちや

インタビューギフト「このひより」β版を終了

2020年10月にスタートして以来、およそ3年に渡って運営してきた「このひより」。ありがたいことに何組も贈り手さま、語り手さまと出会う機会をいただきました。 これまで、完成後のフィードバックなどをお願いする前提で ¥50,000(税別)で提供していたβ版ですが、一定の実績が蓄積されたことから、終了を決定いたしました。少しサービス内容や価格を微調整させていただき、2024年の年始に「正式版」としてリリースする予定です。 何が変わるの?このひよりライターと一緒に、贈った相手(

【事例紹介】パートナーと「過ごした日々」を振り返る。 #このひだより

こんにちは、『このひより』の染谷です。仕事も暮らしも、パタパタと駆け抜けていった12月。あっという間に、2022年も残りわずかとなりました。みなさま、いかがお過ごしですか。 前回に引き続き、今回も実際に本を作ってくださった方の事例を紹介します。 今回ご依頼をくださったのは、神奈川県にお住まいの麻梨子さん。お付き合いをしていたパートナーにサプライズで、『このひより』のインタビューを贈りたいとご依頼くださいました。 「プロポーズのお返しとして、彼に『このひより』を贈りたいん

3年越しの合宿と、次なる展開 #このひだより

2020年10月にインタビューギフトサービスの提供を始めて、まもなく3年が経ちます。 以前も書いたように、『このひより』の運営メンバー3人はみんな異なるバックグラウンドと仕事を持っていて、所在地もバラバラ。立ち上げから今に至るまで、ほとんどの打ち合わせをオンラインでやりながら、取材/執筆/編集/デザインなどの役割を補いあってきました。 そんな『このひより』ですが、実は2023年夏、はじめての合宿を開催したのです……!場所は僕(佐々木)のホームである滋賀県。コロナ禍を経て、

【事例紹介】離れて暮らす妹の「結婚」にインタビューを。 #このひだより

このひよりの佐々木です。『このひより』の公式サイトに、新しい事例紹介を追加しました。今回は、妹さんの「結婚祝い」として、夫婦の出会いを残す本を作らせていただいたときのことです。 「そんなに会う機会もないし、普段はぜんぜん連絡もしないんですけどね」 そう前置きしながら、インタビューギフトのご相談をくださったのは、東京在住の篤さん。関西に住んでいて、数年に一度しか会わないかも……という妹・千紘さんへの贈り物として、『このひより』にご依頼いただきました。 コロナの影響で数度の

【事例紹介】「大切な息子が生まれるまで」の話を1冊の本に。#このひだより

こんにちは、このひよりのウィルソンです。過ごしやすい季節が通り過ぎ、朝晩は冷え込むようになってきましたね。このままあっという間に年末まで駆け抜けてしまいそうです。 大切な人生の節目を、インタビューと本で残す『このひより』。公式サイトに、実際に本を作ってくださった方々の事例紹介を追加しました。 今回、ご依頼くださったのは岡山県にお住まいの亮一さん。当時1歳4カ月になる息子さんが生まれたときのことを本に残して、奥様・温子さんに贈りたいというご依頼です。 「がんばってくれたこ

「結婚」した娘から、両親にインタビューを贈った話 #このひだより

あっという間に今年も8月となりましたが、みなさまいかがお過ごしですか?『このひより』のプロジェクトについてお伝えする「#このひだより」、久しぶりの更新です。 β版がスタート以来、これまで何人もの送り手さま・語り手さまと一緒に本を作らせていただきました。嬉しいお言葉を沢山いただいたり、サービスの強みや課題をあらためて感じています。 これらは事例として、後日きちんと紹介ができたらと思いますが今回ご紹介するのは、そのβ版開始前に作った1冊。メンバーそれぞれが、身近な大切な人への

ロゴができるまで #このひだより

大切な記憶を文章に残す、インタビューギフト『このひより』。β版をリリースしてから、はや8ヶ月がたちました。 現在は、ご依頼いただいた方にコツコツとインタビューや本をお届けしながら、ギフトのあり方を日々見直しています。 あまり前例のないサービスだけに、ときに考えが揺れることもありますが、そんなときに立ち返るのは『このひより』のロゴ。私たちが大切にしたい核がここに、ギュギュッと詰まっているのです。 実はこのロゴ、β版リリースのタイミングで生まれ変わった2代目。今回は少し記憶

この時代になぜ「閉じたストーリー」を残すのか #このひだより

このひよりのサービスについて、メンバーが語る『#このひだより』。ちょっと久しぶりの更新になってしまいました。 β版をリリースして以降、いくつかのご依頼をいただき、長引くコロナ禍の影響を受けながらも少しずつインタビューや原稿づくりを進めています。 先日は事前サンプル以来の、初めての「本」をひとつ完成させ、無事に依頼者の方にお届けできました。その後、このひよりを利用してみての感想を、受け取ったときの感情とあわせて丁寧に(本当に丁寧に…!)フィードバックいただき、メンバー3人で

言葉を、紙の本にのせて。

故郷の記憶、祖父母が教えてくれた昔話、結婚した日の光景、子どもが生まれた日のこと...…。 今は鮮明に覚えていても、日々を過ごす中で淡く薄れていってしまう。そんな記憶を、言葉にして大切に残し続けたいという願いから、私たち『このひより』の活動は始まりました。 前回の記事では、“インタビューギフト”の実現に向けて一進一退の、私たちのリアルな姿をお届けしました。(サービスをつくるって大変...…) 今回は、私たちの本の形が決まるまでのお話をします。 (執筆/染谷楓) どん

「誰に、なにを届けたいの?」私たちの歩みと葛藤

大切な誰かに“インタビュー”を贈り、本にする『このひより』を開発中の私たち。前回は今考えているサービスについて、メンバーの佐々木が記事を書いてくれました。 「インタビューしたものが、本になる」 それだけを聞けば、なんだかずいぶん簡単なもののようで。私たちもプロとして取材や執筆をしてきた身なので、なんとなく、完成までの道筋は見えている気がしていました。 ところがリリースが近づくほどに、その道のりの長さが見えてきます。 ウェブサイトは?注文の受付と対応は?スムーズに取材で

“一緒につくる、インタビューギフト。”

大切な記憶を、「言葉」に残していく『このひより』のプロジェクト。先月、立ち上げ宣言を兼ねて運営メンバーの想いをnoteに書いてから、早くも1ヶ月半が経とうとしています。 書いた記事は「note編集部お気に入りマガジン」にも加えてもらって、150を超えるスキをいただきました。もちろんメンバーみんなで歓喜……!ほんとにありがとうございます。 このとき宣言したのは、Webマガジン『#大切な日が言葉になったなら』の開始と、「“本”の贈り物サービスを始めます」という予告。 マガジ

「理想」を形にしたい、と思った1週間の話

6月5日、私たちは10ヶ月の準備期間を経て、『このひより』での発信を始めました。直前までバタバタしながら、「いい?出すよ!えいっ!」とnoteの公開ボタンを押して。 今まで、たくさんの人たちが想いを込めたプロジェクトを発表するのを見てきました。発表の瞬間って、こんなにもドキドキするんですね。そして、記事にひとつずつ増えていく「いいね」が、こんなにも嬉しいなんて、知りませんでした。 「応援しています」「素敵なサービス」「いつか利用したい」 そんなお言葉をいただくたびに、大

大切な記憶を、言葉に。

「あなたが生まれたとき、こんなことがあってね……」 「はじめて出会った日のこと、覚えてる?」 懐かしい思い出話をするとき。忘れかけていた記憶を遡るとき。私たちの気持ちは、いつもほんわかと温かくなる。 『このひより』は、そんな「記憶を言葉にする」プロジェクト。「大切な思い出を残しておきたい」と願う人に寄り添っていくチームです。 私たち『このひより』のこと「その人だけの大切な記憶を、何かに残せないかな」 そんな想いから『このひより』は始まりました。集まったのは、これまで