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身体と痛み、トラウマとヨガと太極拳についての長い話

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長く抱え続けてきた痛みについて、痛みがどこから来て、何を教えてくれるのかについて考える。痛みと向き合うために始めた太極拳とヨガについて書く。
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2024年6月の記事一覧

何のために書くのか

このような断片的な文章であっても、母は自分のことを書かれるのは喜ばないかもしれない。でも…

十谷あとり
3か月前
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瀕死のタコの話

40代後半で必要に迫られて働きはじめてから、もともと持っていた身体の痛みに加えて、肩や首の…

十谷あとり
3か月前
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斎藤学の本を読んで

二十年ほど前、斎藤学と西尾和美の名前を教えてくれたのは母の主治医だった。あなたが抱えてい…

十谷あとり
3か月前
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身構えて、固まる

小学生の頃、殴られる、痛い目に遭う、と思った時はどうしていたか。身構えて、固まっていた。…

十谷あとり
3か月前
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痛み分け

たくさんのきっかけがあった。ことのはじめは鉗子分娩であったことかもしれない。母は繰り返し…

十谷あとり
3か月前
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太極拳を始めたころ

51歳で太極拳を習い始めた頃は首のこわばりがきつくて、準備運動の時、首を360°回すことがで…

十谷あとり
3か月前
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カイロプラクティックとの出会い

40歳の時ぎっくり腰になったのがきっかけでカイロプラクティックに通うようになった。生まれてはじめてガンステッドテクニックの手技で頸椎をアジャストされた時は、つかえていた悪い何かが一気に全身を巡るのを感じた。身体が鉛になってベッドを突き破って地面にめり込んでいくかと思った。以来、頭痛・腰痛で15年ほど世話になった。そしてここ数年は通わなくても済むくらいには回復してきた。15年の間に、抱えていた家族の問題が決着を見、更年期の峠を越え、またヨガで少しずつ身体も変わってきたのかもしれ

よい姿勢がわからなかった

こどもの頃、「姿勢をよくしなさい」と言われた体験のある人もいると思う。七歳のわたしはそう…

十谷あとり
3か月前
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痛みということば

朝目が覚めた時一番に、横になったまま身体の中の痛みを探る。大抵は首や肩が痛い。でなければ…

十谷あとり
3か月前
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身体が硬いということ

小学生の頃から身体が硬かった。床に長座した姿勢で自分の足先に触れたことがなかった。立って…

十谷あとり
3か月前
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身体についての長い話のはじまり

運動が苦手だと思っていた。逆上がりもできないし跳び箱も飛べない。走るのも学年で一番遅かっ…

十谷あとり
3か月前
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