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春の精

厳しい寒さの向こうで
春の精が支度をしています。
私たちの気づかぬ間に
時折、ふっ・・と息を吹きかけて
福寿草やクロッカス、スミレを咲かせ
もう少しですよ、と、
知らせてくれます。
春の精が薄紅色の衣をまとい
風に乗って降りてきた時
龍の国は
その国の心の色に染め上げられ
ひとびとの顔にほほえみをもたらし
ひとときの理想郷が
たちどころにあらわれる。
そんな日が
まもなくやってきます。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。