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記録と記憶を整える

日々の暮らしの中で増え続けるもののに
記録があります。
誰かからの手紙、種々雑多な書類、
それに、メールやメッセージなどなど
あらためて観てみると、私たちは夥しい記録のなかで
生きて暮らしているのです。
その多くは記憶されていきます。
忘れたかのように思われても、
心の何処かに書き込まれているのでしょう。
霜月も後半になりました。
師走は目の前です。
終わりと始まりの交叉する師走を迎える前に
こうした記録をできるだけ整理して
不要なものは処分し、データなら削除しましょう。
大切な記録は、記憶として残るものです。
逆に言えば、忘れてしまうようなものは、
その程度だと言うことです。
記録を整理することによって、あらたな情報がもたらされます。
空き領域ができるぶん、新鮮なものが入ってくるのです。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。