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幸福は不幸の帽子をかぶっている

幸せは時には
不幸の帽子をかぶってやってくる。
坂村真民の詩の一節です。
それはまったくそのとおりで
なぜこんなことがと思うようなことも
後になってみれば
あの時あんなことがあったからこそと、
思えることが多いのです。
ただ、不幸の帽子にのみ
気を取られてしまい
自分は不運だと決めつけてしまうと
幸福を見つけることが
難しくなります。
悩み苦しむなかにも
これがきっと私の糧になる、
そう一途に思い続けることで
やがて幸福は不幸の帽子を脱いで
にっこりと微笑むのです。
今、苦しみのさなかにいる人が
どうかそのことに気づきますように。
あなたは幸福から見放されることは
けっしてないのです。

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