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過去世と未来世
私たちはしばしば
過去世について思いを馳せます。
おぼろげでも記憶がある人と
まったくない人とがいますが
現世にどんな影響があるのかを
どこかで気にしているのです。
でも、未来世については、
ほとんどまったく
考えていないかも知れません。
過去世からすれば
今の自分は未来世なのです。
当たり前すぎて、気づきようがありませんでした。
未来を生きる人たちのために
今の世をできるだけ良いものとして
バトンを渡していきたいと思っていたけれど
そのバトンを受け取るのは
未来の自分かもしれない。
たとえば百年後、
どんなバトンを受け取りたいか。
この想いが湧き上がった時
今を生きることへの真剣さが
さらに深くなりました。
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