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鎌倉は小町の小路にできた一軒家フレンチ ensoは文庫本が似合う店

小町通りと若宮大路の間にある小路を歩いていて、ふと気になった「のれん」があった。今年(2022年)春先のことだ。
それが、OSAJIのレストランだとわかったのは、ひと月後くらいだったろうか。古民家好きの私は、さっそく出かけてみた。
鎌倉は、桜から新緑へとうつろっていた。

シンプルなのれんがふわりと風に揺れる
がらりの玄関。もとの家屋敷を活かしたリノベーションだ
入り口を入ると左手にスキンケアコーナーがある。
レストランスペースは和室をリノベーションしたもの。
越しの越しの光がやわらかい空気感を醸し出している
カトラリーはクチポールのゴア。このところよく見かける
アミューズはトマトとフルーツ、フレッシュチーズを添えて
前菜。ケールの中に・・・
春カブが入っていた!
お魚料理のメイン。春らしくコゴミやヨモギなどが合わせてある
お食事は焼きおにぎり
崩して、半熟卵をそえて・・・
最後はお出汁を加えていただきます

お料理はフレンチベースに和のお出汁や食材、発酵食品などもふんだんに取り入れた斬新なスタイル。
自然の風土と、身体との調和を、たぐり寄せようとする試みが感じられた。

お食事の後は、スキンケアアイテムをチェックするのも楽しい。

鎌倉で気の利いた古民家レストランは、長谷など中心部から少し離れていることが多いのだけど、ここは鎌倉駅から5~10分ほどなのがありがたい。
しかも落ち着いた大人の空間。
デート、というよりは、おしゃれで知的な女ともだちと行きたい店だと思った。
ちなみにこの日は娘(26歳)と二人で。かなり嬉しそうだった。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。