レジン細工のあれやそれ、準備編2:レジンに入れて良いもの悪いもの
初めましての方もそうでない方もこんにちは!鼓乃です。
今回は、準備編1で書いた「レジンに入れるもの」についての補足です。
もう少し細かく語って行きますよ~
入れたらダメなもの
食べ物・生の植物・お金。
この3つは絶対に入れてはいけない。
レジン細工が流行り出した時に一時やっちゃう人が多くて問題になったんですよね。
理由は簡単。後になって色々と害が出る可能性が高いから。
乾物であろうと砂糖の塊であろうと絶対ダメ。
水分吸って腐ったり、後で匂いなどが漏れてアリが寄って来たりする。
生の花(植物類)も同じ理由。
「密封したから大丈夫」なんぞとは、間違っても考えてはならない。
作った直後は何もない事がほとんどだけど、数週間~数ヶ月後に泣きを見ます。
黒ずんでカビの生えた物体が埋まってる自分の作品なんか見たくないでしょ?
実際にやっちゃったことがあるんですよ私。
食べ物や生花ではないんですが、、、、
リース材料として売られてた、オレンジの輪切りを乾燥させたやつをね。
何重にもレジンを重ねて埋めたのに、
数週間後、アリが寄ってきましたorz
乾燥してると思って油断してたんですよ。
果肉あるやつは完全にはカラカラにならないんですよね。多分。
レジンって、硬化した後も表面に中の可塑剤が出て来ます。(数年袋に密封してたりするとベタベタになってる時がある)
溶けた微量の糖分が一緒ににじみ出る説を私は推したい。
乾燥植物は、ブリザードどなどのちゃんと資材用に処理して売られているものや、元々腐らない加工をされているもの、ウッドレジン用の木材。封入直前まで除湿容器などでカラッカラを維持しているものなら問題なし。
でも、一端カラカラにさせても空気中の水分吸ったら駄目。
貰った押し花を翌日封入したらカビ生えて腐りましたよちくしょう。
お金は腐りませんが、埋めるのは犯罪になります。
意図して使えない状態にしちゃダメって法律があるんですよね。
個人でやって持ってる分には、お巡りさんも目くじら立てたりはしないでしょうけど、、、、
お金をデザインの素材としてネットに上げたり、ましてや他人に売ったりするのは絶対にしない方が良いです。
万一捕まっても知りませんよ?
入れて良いもの
ダメなもの以外は基本的には何入れても良いです。
想像の赴くままにぶっ混みましょう。
でも、倫理観は大事。
マジもんの小動物の骨とか、乾かした血液とかは、、、ね。(某有名掲示板でちらっと見た気がする)
あとよくある、「好きな漫画などのキャラクターイメージアクセ」は、物によってはアウトです。
この事に関しては結構大事なので、また別の機会に個人的な意見として枠取って語りたいと思います。
入れる時に気をつけないといけないもの、入れる前に下準備をした方が良いものがあります。
・気をつけないといけないもの
鏡の破片、釘などの、レジンから出て来た時に危ないもの。
尖ったガラスカレットなんかも要注意。
多少表面を削ったり、熱で柔らかくなっても簡単に出て来ないぐらいには奥に埋めましょう。
そして作業中に手を刺したり、床に落としてうっかり踏んだりしないように細心の注意をしてください。ふつーに凶器だし化膿リスクも高いので。
・下準備の要るもの
布、紙など、レジンの水分を吸って色が変わってしまうもの。
せっかくなら鮮やかな色のまま入れたいですよね。
そんな時こそシーラーの出番です。
マニキュアの透明でも代用できないことはないですが、シーラーの方が耐水性は高いです。
前の記事でも少しだけ書きましたが、鼓乃は「オールパーパスシーラー」と言うものを使っています。
木工ボンドを薄めたみたいな質感。
元々はトールペイントなどの保護剤としての用途だそうですが、結構しっかりレジンから素材を守ってくれるのでオススメです。
元々耐水コートされている素材もあるので、それも含めて色々試してみるのも良いかもしれません。
やっている内に、それまで気に留めなかった周りの色々なものが土台資材や封入素材に見えて来ますよ(邪笑)
あと、封入とは少し違いますが、レジン技法の1つに「水入りレジン」と言うものがあります。
結構注意点多くて難しいですし、それについてもまた後々書きますね~
では、今回はこの辺で(・ω・)ノ
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