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レジン細工のあれやそれ。準備編1、用意する道具と環境

はじめましての方もご存じの方もこんにちは。鼓乃です。レジン細工について13年で培った知識を連載して行こうと思います!

最初の記事と言うことで、まずレジン細工をする時の道具から。

とは言ってもUVレジンの場合、
ぶっちゃけ大抵のものは100均で揃います。
かなり手軽!

どんなものを作るかによっても多少変わるので、分けて書いていきますよ~。

何を作るでも最低限必要なもの

・レジン
これがなければ始まらない。
少量なら100均で売ってます。
でも、たまに品質にハズレ(匂い酷かったり硬化後もベタついたり)が混じってる場合があるので、少しでも余裕があるなら手芸店で買う方がおすすめ。

鼓乃はパジコの「星の雫」をずっと使っていますが、これと言う正解は無いです。
今は色々な新しいレジンが出てるので、自分の考える作風やコスパに合うものを試すのが良いと思います。

・UV ライト
ちょっと作るなら片手で持てるハンディライトがコスパ◎。(¥1200ぐらい)
がっつりやるなら36W(¥6000ほど)の大きいやつがいい。
両方大き目の手芸店か通販で販売されてます。

「日光の紫外線で固めるぜ!」と言う猛者は買わなくて良し。ただし夏場限定。

・薄いゴム手袋
液体の時のレジンは極力手に付けない!
人によっては肌が荒れたり、何度も付いたまま放置するとアレルギーを起こしたりする。    
付いたらすぐ石鹸で洗うこと。
「絶対皮膚に付けない」自信があるなら無くても可。

・ティッシュ
いらん所にレジンが付いた時に拭く用。
細かい所は綿棒がおすすめ

・クリアファイル
机が汚れないための下敷きがわり。

・竹ぐしorつまようじ
レジン広げるのに超使える。長さはお好みで。

・小さいカップ
レジンを入れておいたり色混ぜたりする時に必要。
お弁当用のシリコンカップがおすすめ。色は白がいい。
何色も一度に使いたいときは小さめ紙コップの底部分が使いやすい。
でも時間が経てばレジンの水分を紙が吸う。

・レジンを入れたり盛ったりする作品土台
初めて作るなら、凝りまくならければミール皿が一番かんたん。100均ので十分使える。
「これを作りたい」ってビジョンやこだわりがあるならそれに沿ったものをチョイス。

・レジンに入れる素材
ラメとかシェルとかビーズとか天然石とか。
これも100均に大体売ってる。ネイルアート用のパーツも使える。
ぶっちゃけ、水吸って腐ったり溶けたりするものと、お金以外なら何入れてもいい。

詳しくは「レジンに入れて良いもの悪いもの」の記事へ

ミール皿で作品を作る時に追加

・底に色を付けるための塗料
手っ取り早いのはマニキュア。
他にはポスカや、プラモ屋などで売っているアクリル塗料など。
エナメル塗料は乾きにくいぞ!

空枠で作品を作る時に追加

・マスキングテープ又は耐震ジェル
耐震ジェルは剥がした時ツルツルになるのが○、ただしUVマニキュアなど、直接塗ると剥がれなくなるものも有り。
マステなら、ホームセンターで売っている幅が広めの白いのがおすすめ。色付きだとレジン着色や入れたホロ・ラメなどの見え方が影響受ける。

あれば楽しくなるもの、楽になるもの

・レジンに色付けるための塗料
手芸店で売ってるものの他に、模型店で売ってるアクリルクリアカラーや、色鉛筆を削って粉にしたものも使える。
ダマやムラには注意。

・エンボスヒーター
温めると気泡が抜けやすくなる。
小型ドライヤーでも代用可だけど、風が強いので色々飛ばないように注意。
火傷にも注意。
「温めるのに片手が塞がるのが嫌」と思ったら、コースター型のカップウォーマーなども使えます。

・ピンセット
細かいものをつまんだり押さえたり。

・シーラー剤
紙や布を入れる時にレジンが染み込んで色変わりするのを防ぐもの。
鼓乃はジョーソニアの「オールパーパスシーラー」を使ってます。(¥1200~1300)
マニキュアのクリアでも代用可

・拡大メガネ
無くてもそこまで困らないけど、小さいもの作るのにあれば便利。

・ヤスリ、耐水ペーパー
型からあふれたバリを取ったり、収縮痕を削ったり。
研磨仕上げが出来ると作品幅が広がる。
(研磨の詳しいコトはまた別記事で)

・防毒、防塵マスク
レジンや塗料のいくつかは有機溶剤なので、気化した匂いなどを吸うと大変体に毒です。
防毒マスクあれば換気にやや不安な真冬などでも気にせず作業できます。
重松さんの、缶を取り替えるタイプがおすすめ。ホムセンにあるよ。

道具に関しては大体こんな感じ。
ライトとレジン以外は身近なもので事足ります。
入れれるものの幅が広いので、ただ型に注いで素材をドボンするだけで結構映えます。

あとは製作環境。

ずっと材料を広げていられる専用の机があればベストだけど、無い時のおすすめ↓

用意するもの
・百均のフタ付きプラスチックケース(A4)
・クリアファイル(B6)
・プラケースに入る高さの小物入れ

それを、
組み合わせてお道具箱としてまとめます!
持ち運び簡単!電源あればどこでも出来るぜ!

クリアファイルは別に大きくても良いですが、
B6だとモノを乗せたまま片手で持てる&36Wライトにちょうどすっぽり入る大きさなのです。

やり初めの頃はこれで十分。
ガチになって資材が増えたらまた考えよう!

自作換気ブースも作る気と一万ちょいのお金さえあれば自作できるので、機会があれば語ってみたいと思います。

では今回はこの辺で!

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