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うさぎやま

ある所にうさぎやまという山がありました。ある日おじいさんがうさぎやまへ出かけるとこうさぎが逃げてお母さんうさぎがこまっていました。やさしいおじいさんはこうさぎをつかまえてお母さんうさぎのところへ返してあげました。 次の日おじいさんがうさぎ山へ行くと笹の葉でできた包みがありました。おじいさんが帰って開けてみると中からおうばん小判がいっぱい出てきました。おじいさんは「昨日こうさぎをお母さんうさぎのところへ返してあげたお礼なんだな。」とおもいました。そして昨日のことをおばあさんの話しました。それを見ていた悪いおじいさんはわざとこうさぎたちを逃してお母さんうさぎのところへかえそうとしました。が、1、2匹しかつかまえられません。つかれた悪いおじいさんはにがしたうさぎをほったらかしにして帰ってしまいました。 次に日悪いおじいさんがうさぎ山へ行くと笹の葉でできた包みがありました。悪いおじいさんが帰って開けてみると魚の骨や紙くずが出てきました。悪いおじいさんは「悪いことをするといけないんだな」と反省しました。ある日のことです。いいおじいさんと元悪いおじいさんがうさぎ山へ行って子ウサギと遊んでいると一匹子ウサギがいません!いいおじいさんと元悪いおじいさんが探しているとキツネが子ウサギを一匹加えています!きっとあのうさぎです。二人が子ウサギを助けようとした時です。お母さんうさぎがキツネに体当たりしました。きつねは気絶してしまいました。子ウサギは無事でした。そしてちゃんと全員いる子ウサギとお母さんうさぎは家へ帰って行きました。