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大学ビブリオバトル・オンライン大会2022で地区予選を開催します(11/3)

昨年に引き続き11月3日(木・祝)に大学ビブリオバトル・オンライン大会2022の地区予選をやります。学生であれば大学生・専門学校生・高専生などを問いません。一つの学校だけでなくて、いろんな学校の学生が集まって、わいわいやりたかったので、学校ではなく個人で地区予選を行うことにしました。また、全国から参加者を募りたかったので、昨年に引き続いてオンライン大会としました。

ビブリオバトルって何?

ビブリオバトルは誰でも開催できる本の紹介コミュニケーションゲームです。一人一冊、好きな本を選んで5分間、口頭で他の参加者にお勧めしてもらいます。全員の紹介が終わったら、投票で順位を決めます。本の紹介を通して、その人の人となりが透けて見えてくるところがポイント。「人を通して本を知る.本を通して人を知る」をキャッチコピーに、全国で親しまれている取り組みです。地区予選と地区決戦を経て、今年は本戦がはじめて千葉県で開催されます。

なんでやるの?

自分は2017年から、ゲーム開発者や作家志望の学生を対象に、専門学校や大学で授業を始めました。その時に感じたのが、「作品の魅力をきちんと言語化して、他人に説明できる」、いわゆるプレゼンスキルを学生が身につけることの重要性でした。

ゲーム開発者であれば企画のプレゼン、作家であれば編集者との打ち合わせなど、社会に出ると「自分の好きを語る機会」がよくあります。プレゼンは一般の企業でもよくありますし、就職活動では「自分の魅力を面接官に」語る必要があります。ビブリオバトルはそのための訓練に最適です。

余談ですが今年から大学で自分の「推し」について、ビブリオバトル形式で語る「推しゼミ」という課外授業も開始しました。こちらもオススメです。

こんな学生におすすめ

本好きの学生なら、誰でもOKです。オンライン開催なので、全国どこからでも参加可能。わいわい、たのしみながら、好きな本の魅力を互いにぶつけあいましょう。このイベントを通して、まだ見ぬ新しい本との出会いがあるかもしれません。

お願いしたいこと

・紹介したい本を一冊ご用意ください。マンガでも短編でも図鑑でも、「本」であればかまいません。ストーリー要素がなくてもOKです。

・地区予選はZoomで行いますので、インターネット環境とZoomの最新版のクライアントソフトを事前にインストールしてください。スマートフォンでも参加できます。PCの場合、Webカメラを用意して顔出しでプレゼンすると、より楽しそうに本の魅力がつたわるので、おすすめです。

・地区予選でチャンプ(1位)になった方は、同じくオンラインで開催される地区決戦に出場していただきます。地区決戦でチャンプ本を獲得されたら、リアル開催される本選に出場していただきます。スケジュールのご確認をお願いします。なお、地区予選・地区決戦・本戦で紹介する本を変えてもかまいません。

スケジュール

地区予選 11月3日(木・祝) 午後1時30分~
地区決戦 11月13日(日) 午後1時30分~(全国Bブロック/オンライン)
本選 12月25日(日) 明海大学 浦安キャンパス(千葉県浦安市明海1丁目)

申込み:こちらのリンクからご応募ください。

詳細はビブリオバトル公式ルール全国大学ビブリオバトルレギュレーション(予選会・本戦ともに)、及びオンライン開催の要件(本戦出場時)をご確認ください。

また、こちらの紹介・解説記事をご覧いただけると、ビブリオバトルのイメージがよりつかめると思います。

オンラインビブリオバトルとこれから

ビブリオバトルのマシュマロにお答えしてみた

皆様のご参加をお待ちしております。

※見学希望の方もウェルカムです。その場合は観覧参加者として投票側に回っていただきます。

主催者プロフィール
小野憲史
東京国際工科専門職大学講師、ヒューマンアカデミー秋葉原校非常勤講師、東京藝術大学大学院ゲームコース非常勤講師など。他にNPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)名誉理事・事務局長。ゲーム教育ジャーナリストとして取材・執筆活動も継続中。さまざまな立場でゲーム業界の人材教育にかかわっている。

ヘッダーイラスト:坂本 牧葉
ビブリオバトル普及委員会理事・副代表。
学生時代、室蘭工業大学院の研究室で行われたビブリオバトルに参加。
以来、ビブリオバトルの普及活動に関わり、ビブリオバトルのワークショップ講師やイラスト制作をつとめる。
岐阜市立女子短期大学講師などを経て、現在は北海道情報大学情報メディア学科講師。
イラストレーションや色彩、インタフェース、情報デザインの研究・教育に携わる。

(c) 一般社団法人ビブリオバトル協会,ビブリオバトル普及委員会 all right reserved


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