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流行に関係なく良い音楽を聴こう!〜カエターノ・ヴェローゾ〜


Caetano Veloso Cucurrucucu Paloma

この曲はカエターノのオリジナルではなく、元々はメキシコの曲で50年代に作られたかと思います。メキシコ歌謡のスタンダードってとこでしょうか?

詩の内容は、「死んでしまった女性を想い続け、悲しみのあまり何も食べずに亡くなった男性がいた。ある日一羽の鳩が窓辺で悲く鳴いていた。あれはきっと彼だろう」…大体こんな感じの悲しい歌です。

上の動画はペドロ・アルモドバル監督の映画「トーク・トゥー・ハー」のワンシーンです。実際にカエターノやジャキス・モレレンバウム等の演奏シーンで、ほぼフルコーラス聴くことが出来ます。それはそれは美しいカエターノの歌声と映像が堪能出来ます。

尚この曲は他にもいくつかの映画に使用されており、映像的に格好良いのは何と言ってもコレ!ウォン・カーウァイ監督の「ブエノスアイレス」の冒頭シーン。これもひたすら美しい!

お時間ございましたらぜひ二つともご覧になって下さいませ。
それでは。

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