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2022年に聴こえる、2023年の足音。

今年も残りわずか。
私は明日レコーディングをして
仕事納めです。

久しぶりにソウルフル&パワフル系の歌を収録するのでドキドキしています。

パワー系wwの歌って
レコーディングするのすんごい難しいんすよ・・。

レコーディングの準備をする間
良い歌って
人に届く歌って
聴いた人に
いいな、素敵だな、と
思われる歌って
なんなんだろう
ってずっと考えていた。
その定義を求めている訳じゃなく
どうすれば
良いな、と思ってもらえる歌を歌えるんだろう
とずっと考えて考えて考えて
練習して練習して練習して


結果
わかりませんでした。

本当に分からない

ここでそれについて自分の頭のうちを話し始めたら
多分3000字を超える上
大して面白い文章にならないと思うからやめておきますが

良い歌だな
と聴いて感じる事はできるけど

じゃあ、自分が良い歌を歌えるかというと

わからない。

歌で本当に大切な事って
何なんだろう。

わからない。

明日のレコーディングは
分からないなりに(笑)
いや、そんな事わからなくてもいいから
自分の思いの丈をぶつけるように歌う
それだけは決めていた。

自分をぶつけるような歌い方は
ここ6年くらいしてこなかった。

ずっと技術的な事
表現的な事
譜面・作曲者の意図
曲が伝えたい事

を、探りながら分析しながら
曲に対して自分の役目を果たすべく歌ってきた。
それはオリジナルを歌う時も一緒。

シンガーの自分は
作曲者の自分から離れて、というか
作曲者の自分とは分断して
曲を俯瞰して捉え直すようにしている。

私の歌う手法は
「曲ありき」
なので
曲の為の自分の歌

だと思っている。
曲の個性よりも
自分の歌を全面に出さないようにしている。

あくまでも
私は
というか
歌は
曲の構成パートのうちのひとつであり、
メインではない
と思ってやってきた。
主役は歌ではなく曲なのだ、と。
私の場合ね。

でも、明日は
どういう訳か
自分を歌にぶつけるように歌いたい
というエゴがふつふつと湧いてきて

ただ、依頼&提出音源だから
その歌い方すると却下されるかもしれないけど(笑)

ディレクション飛んだら
修正していつものように歌えばいーや
という事にして。


自分の中で

今までのようにはしたくない
今までと同じやり方でやっていきたくない

という反抗心、否
欲みたいなものが出てきて

もう、来年からは
好きなようにやっていきたいし
歌う自分を受け入れて動かしていきたい

という気持ちが湧いてきた。

現在
来年のライブ告知を1つしているが
実はその後立て続けに出演予定が続く。
(リーダー→自分主催のライブは
2/3のライブのみです)

もう、お話頂いたら
ぐじぐじ考えないで
ぽんっと出演させて頂く事にした(笑)。

来年は、人への感謝と気遣いを忘れない
という前提で

自分が主体の
自分を前面に押し出した歌を歌ってみたいし
感情というか
気持ちのままに歌ってみたいし

「やりたい」を
ぐじぐじあれこれ考えずに
先ずはやってみたい
継続していきたい
とにかく実際に動きたいし
その為に熱量出し続けて責任を負う覚悟も
それなりにある。

忖度と周りの希望や意思を優先させて
自分を引っ込めるのを
来年はしない事にする。


今朝、仕事前に
用件があって吉祥寺に向かったのだが

春頃書いたブログでは

かつて仲間と過ごし、
沢山ライブやスタジオワークをした

吉祥寺でのあの頃の時間が恋しい
あの頃に戻りたい

と、湿った事を書いてww
5年間くらい吉祥寺に行くたびにそんな事を
考えてどんよりしていた
重苦しいめんどくさい拗らせ女だったが(笑)

もう、そんな事は今全く思わなくなった事に
パンケーキ食べながら気づいた。
あの頃に戻りたいとも思わん。


今が充実しているから。
今、表現を共にする人たちがいるから。
今のバンドや仲間が大好きだから。

今、楽しい時間をシェアできる人たちがいるから。

今、温かい気持ちや前向きな気持ちを受け止める事ができているから。


人生で
どうしたって変わらないだろうと
どうしようもないと受け入れざるを得なく
諦めていた事が
今年になってしばらくしてから
急に変わったし、
また徐々にも変わっていった。
仕事も
自分自身も
色々な事も

もう、拒絶や防戦一方の人生ではなくなった。
少なくとも今のところ(笑)。

それがいよいよ
音楽面での改変に反映してきたのかもしれない。

2023年、結果はどうあれ
先ず自分が立ち向かっていこうと思うし
やりたい事を素直にやっていこうと思う。

努力は必ずしも報われる訳ではない
ただ、願望や目標を叶えるのに相応の
努力と熱量を継続していかなければ
何一つとして変わらないし動かないし叶わないのは自明の理であろう。

努力と熱量がないところには
タイミングだってチャンスだって
味方はしてくれない。

そこに
ポジティブが加わったら
きっと怖いものなしなんだろうな。

ただ、私は超絶ネガティヴなんで(笑)
白々しいうすら寒いわざとらしいポジティブさではなく
お腹の底から出てくる自然な、何らかのポジティブさが滲み出てくるようになれば

歌も変わってくるのかな
人の心に届く良い歌になるのかな
良い歌だなって
思ってもらえるようになるのかな

って、このブログ書きながら
今、ふと思ったり。

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